
妄想の剣「ディソード」を持ち、自らの妄想を現実に変える力を持つ者たちのことを「ギガロマニアックス」と呼びます。能力には個人差があり、自分の妄想を実在する物体として出現させたり、他人の妄想をのぞき見たりできます。
『CHAOS;HEAD NOAH』でも登場した「ギガロマニアックス」は本作でも健在。主人公をはじめ登場人物の多くは「ギガロマニアックス」であり、それぞれ妄想の剣を所持しています。





ディソードとは、ギガロマニアックスへと覚醒した者だけが手に出来る「妄想の剣」。所有者ごとに形状が異なっており、リアルブート=現実化させなければ普通の人間には視認できない。所有者の任意で現実世界へ具現化させることができ、いかなる物質でも切断できるほどの切れ味を持つ。
■宮代 拓留 (みやしろ たくる):CV 松岡 禎丞さん
「おい、リア充を馬鹿にするなよ。僕だってリア充だ」

本作の主人公で新聞部の部長を努める高校3年生。6年前の大地震で両親を亡くしており、避難所となっている宮下公園にキャンピングカーを停めて寝泊まりしている。自らをリア充で情報強者と自称する、ちょっと痛い人物。
リア充・情強とは自称であり、親しくない人物の前ではキョドってしまうため、クラスメイトから陰口を言われることも。その度に心の中で「これだから情弱は……」とレッテルを貼付けて自分を安心させている。度々見せる拓留の反応に、親友の“伊藤真二”からは「お前はリア充じゃないわ」と呆れられている。
新聞部を立ち上げてから初めて起こった渋谷での大事件「ニュージェネレーションの狂気の再来」に執心しており、友人で部員の伊藤と共に事件の謎を追っているが、学校を休んで取材に行くなど極端な行動が目立つため、副部長の来栖乃々からは度々いさめられている。
■尾上 世莉架 (おのえ せりか):CV 上坂 すみれさん
「事件だ! いや、事故? と、とにかくタクの言う通りのことが起きたかもしれないんだよ!」

ヒロインの一人。新聞部に所属する高校2年生。
拓留とは幼なじみで、彼を「タク」と呼ぶ。
■来栖 乃々 (くるす のの):CV ブリドカット セーラ 恵美さん
「こういう事件ばかり追いかけるのはやめなさいって前から言ってるでしょう」

ことあるごとに拓留を気にかけてくれる良きお姉さんキャラだが、説教に発展することも多いので拓留本人からは鬱陶しがられることも。学生新聞は健全であるべきという主張から、拓留たちが夢中になっている「ニュージェネレーションの狂気の再来」を追うことを反対している。
■有村 雛絵 (ありむら ひなえ):CV 三森 すずこさん
「チャオっす。いつもニコニコ笑顔が一番、有村雛絵でっす! これからヨロシクねっ☆」

ヒロインの一人。高校2年生で文芸部の部長。
流行に敏感な今時の女子高生。
■久野里 澪 (くのさと みお):CV 種田 梨沙さん
「こんな非常識が蔓延している現場で常識的なことを言うな。それが邪魔だと言われなかったか」

ヒロインの一人。拓留と同じ高校に通う3年生。
最近転入してきたがほとんど登校していない。
いつも白衣を着ている長身な女性。
■山添 うき (やまぞえ うき):CV 水瀬 いのりさん
「……スマートフォンって、いったいなんですか?」

ヒロインの一人。
14歳としては幼い外見ながら落ち着いた感じの少女。
携帯やらPCなどの機械類が苦手。
■香月 華 (かづき はな):CV 仲谷 明香さん
「んん~~!!」

■謎の少女 (Unknown)

■伊藤 真二 (いとう しんじ):CV 藤原 祐規さん
「7日ってーと……。ニコニヤ生放送中の公開自殺か。読んだよ、その記事」

新聞部部員で拓留のクラスメイトであり親友。「ニュージェネレーションの狂気の再来」に興味を持っており、持ち前の猟奇マニアっぷりを発揮して拓留とともに事件の謎を追う。
■川原 雅司 (かわはら まさし):CV 阿部 敦さん
「また例のくだらない記者ごっこだろう? それとも探偵気取りか?」

拓留や伊藤と同じクラスで生徒会の副会長。
生徒会長の乃々と拓留の関係を快く思っておらず、何かと拓留につっかかってくる。
■和久井 修一 (わくい しゅういち):CV 加藤 将之さん
「なんだい来栖くん、機嫌がいいねえ」

碧朋学園の教師で、新聞部顧問。
良識があり、穏やかな人柄で校内の人望も厚い。
■ゲンさん:CV 石住 昭彦さん
「余はただいま帰った! 待たせて悪かったな!」

拓留に秘密の愛読書を売りつけてくる、ホームレスのおじさん。いつも安酒で飲んだくれて自らを『貴族』と称し、貴族にしてはあまりに庶民感溢れる昔話を聞かせてくれる変人。毎日渋谷を徘徊しているためか、いつも意外な情報を拓留に教えてくれる。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆