
まずは東京ゲームショウにも出典されていたソニー・コンピュータエンタテインメントのヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」と、Oculus VR社による「Oculus Lift(オキュラス リフト)」。前者は、サメを間近で観察するための檻「シャークケージ」に入って、サメが眼前まで迫る映像を体験できる「The Deep」が楽しめ、後者は愛宕神社など国内数ヶ所の景観を体験できるコンテンツが用意されていました。
富士通SSLと神奈川工科大学白井研究室による「多重化・不可視映像システム」とエヌジーシーの「MultiTaction MT553」も来場したならぜひ体感しておきたいところです。これらの展示に関しては、それぞれ単独の記事がありますのでそちらもご覧ください。
→【DCE 2014】まるでSF映画のコンピューター! 近未来的なディスプレイ「MultiTaction MT553」
→【DCE 2014】画面を分割しなくても、分割プレイができる? 2種類の映像を1画面で同時に表示できる技術

東京工業大学大学院情報理工学研究科による「アクアフォール ディスプレイ」は、流れ落ちる滝に囲まれてできた空間を濃い霧で満たすことで半透明のスクリーンを作り出すという一風変わった趣のスクリーンを披露。スクリーン自体が不透明であるため、スクリーンに映し出されていたと思ったものが中から出てくる……などというギミックが演出できるとのことで、アミューズメント施設などでの活躍が見込めそうです。

パイオニアのシースループロジェクションは、その名の通り背景を透かして見ることができる透明ディスプレイ。手前と奥、2つのスクリーンに異なる情報や映像を表示して重ねて見ることで、3DSとはまた異なる独特の立体感がある映像を味わえます。すでにこの技術に対して好意的な反応を示しているゲームメーカーもあるとのことで、近い将来にはアミューズメント施設やゲームセンターなどでこの透明ディスプレイを用いたゲームがお目見えすることもあるかもしれません。
あふれる独創性の元に作られた、最新技術によるディスプレイたち。これらの技術の中から新しいゲームが生まれる日がくるのでしょうか? そんな未来に思いを馳せたくなる展示が多く見られました。
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