任天堂が10月30日に実施した「経営方針説明会 / 2015年3月期 第2四半期決算説明会」の質疑応答で、同社が12月から展開される「amiibo」の今後が語られています。「amiibo」は、NFCを内蔵した新カテゴリーの商品です。現在はフィギュアタイプが『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』と同時に発売予定であり、ゲームとの連動が最初から楽しめます。同社は、他社ハードが高機能化を目指して標準化している中、この「amiibo」により「新しいおもちゃで遊んだ」という体験ができ、これが差別化になると説明。現在、NFCを使った様々なプロジェクトが進められており、来年その成果となる商品が出てくると岩田社長は語っています。その一環として、フィギュア以外の「amiibo」が模索されています。具代例としては、「カードeリーダー」のようなカードタイプの「amiibo」を予定。何種類かのカードを持ってかざすだけで遊べる遊びや、その結果がきちんと書き込まれているので遊んだ履歴が残るなど、カードゲームも「amiibo」によって新しい構造になっていく可能性があります。また、現在発表されている豪華なフィギュアではなく、もっと安価なフィギュアも提供される予定です。これら「amiibo」対応タイトルには、『どうぶつの森』との連動も検討されており、『マリオカート8』では「なるほど、こういうことが起こるのか」という体験ができるそうです。
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