

スタジオカラーとCC2のアニメーション対決が決まったのは、遡ること3ヶ月前。CC2代表取締役社長の松山洋氏にとっては「寝耳に水」とも言える動画対決が持ち上がります。ただし、この件を進めるに当たって同社の石橋氏は「絶対に(事前に)言ったッ!!!」とのことで、この食い違いが是正される機会はないまま、この驚愕の企画が進行しました。

発端こそ若干のもやもやが伴いましたが、アニメーションによる対決は間違いなく「ガチ」で、どちらも気合い充分で臨みます。「同じ素材(キャラ・設定)を使用」「同じストーリーで映像を作る」「尺は60秒」「ボイスはリアクションボイス程度」などのレギュレーションを決め、比較しやすい条件を設定の上で両社が真正面からぶつかり合います。

それぞれ、会社の通常業務とは別のミッションとして制作するものなので、大前提として“やりすぎ厳禁”というルールも設けられましたが、完成した作品は明らかに「ガチ」な「ノリ」が伝わってくる見事な出来映え。“やりすぎ厳禁”に関しては両社とも、見て見ぬフリをしたと思われます。その映像が気になる方は、こちらから閲覧ください。
今回の動画が完成するまでには、「創作に対する熱さ」や「意気込み」、そして「水炊き」に「舌打ち」などの経緯を辿りましたが、その制作進行に関してはCC2の公式ブログにて明かされているので、よければそちらのチェックもどうぞ。

なおこの対決の結果は、11月23日に開催される「CGWORLD 2014 クリエイティブカンファレンス」にて発表される予定です。本対決のレフリーを務める神風動画の水崎淳平氏は「この勝負に、引き分けは、ないッ!!!!!!!」と断言しているため、しっかりとした勝敗が下されることでしょう。いかなる理由でどちらに軍配が上がるのか、結果が待ち遠しいばかりです。






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