「パラダイスシティ」の起工式には日本大使館の別所浩郎特命全権大使、セガサミーの里見治会長兼社長ら、韓国側からは仁川広域市の劉正福市長、仁川国際空港公社の朴完洙社長、パラダイス社の田必立会長ら約400名が出席しました。
建設を開始した「パラダイスシティ」はアジア最大のハブ空港で年間4167万人が利用する仁川国際空港から徒歩10分の距離に位置し、鉄道も直結するなどアクセスに優れます。施設内にはカジノの他、ラグジュアリーホテル、商業施設、コンベンションホールなどが揃い、国際会議等も実施できる施設になる見込み。オープンは2017年上期。
セガサミーの里見治会長兼社長は「パラダイスシティはアジアのハブ空港として存在感を増す仁川国際空港とともに、東北アジア地域における中心的な存在として大いなる発展を遂げ、韓国の観光産業を牽引するものと確信しています。2017年、世界に誇れるパラダイスシティを開業し、この地で感動と驚きをもって皆様をお迎えすることを約束します。」とコメント。
パラダイス社の田必立会長は「私たちは、文化や芸術、そして人々の日々の生活に真摯に向き合いながら、時代が要求する真の統合型リゾートを建設していきます。パラダイスシティは、産業と文化を融合させ新しい付加価値を作り出す"創造経済"実現の方向性を提示し、他に類を見ない新しい価値を創出するルネッサンス空間となることでしょう」とコメントしています。
総投資金額は約1兆3000億ウォン(約1370億円)。うちセガサミーは1429億ウォンを投資し、運営会社に対する出資比率は45%。
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