アーティスト・アレイブースに入るとまず目についたのが、去年に続き参加している漫画家デュオ・姫川明月。『ゼルダの伝説』シリーズなどこれまでの作品に加え今回は2014年10月に刊行した新作『マイリトルポニー』を携え参加しており、サイン会には長蛇の列ができていた。
「ミニマル・コミックス」というシンプルな3コマのコミックシリーズのクリエイター、グレアム・ミックニーは今回の参加が2回目。前回参加してみて、その後反響はあったかという質問には「ほんの少しだけれどもイラストの仕事がきた」とコメント。自身がスコットランド出身ということで、今回は最新作「スコットランドのいろいろ」を発表している。
定番作品から若手の同人誌まで幅広く販売しているフィリピンのピノイ・コミックスは初の日本語訳となる「ナルドン・ウンコ」が目玉。さすがに「ウンコ」の文字をここで目にするとは思わなかったがキャラクターを見る限りとてもキュートだ。
ブルガリアのBlugarian Comics、ブラジル出身の作画担当と日本人の原作担当による「WonderWorld Studio」、「となりのヤングジャンプ」にも掲載された『奥さまGuten Tag!』の作者でドイツ出身のカロリン・エックハルトなどさまざまな作家も参加。
イラストレーター・マキセと翻訳ライター・サイトウによるユニット「コーヒーサミット」は対面での電子書籍販売を行っていた。また、ニコラ・ド・クレシー・ジャポンのブースでは『フォリガット』『天空のビバンドム』などの書籍や、大友克洋デザインのオリジナルTシャツの販売も。各ブースがそれぞれの作品をアピールしていた。
トークライブ、アーティスト・アレイだけでなく出版社による販売コーナーなどを見渡してみても、前回より多くの人が訪れ盛り上がっていたことは間違いない。また、前回は終了時間が近づいてくると人が閑散として、終了時刻よりも前に撤収し始めるブースも多かったが今回は終了時刻間際まで人が残っており、これで終わりという空気がなかった。
さらには、2013年の海外マンガフェスタに参加していた海外アーティストが再び参加しているのも印象的だった。それも1組だけでなく複数のブースで去年と同じ顔ぶれが見られたのも興味深い。一度参加すれば何かしらの手ごたえや反響、交流が得られると感じたからこそではないだろうか。来年の開催にも期待したい。
[川俣綾加]
[ニュース提供:アニメアニメビズ]
海外マンガフェスタ2014 アーティストの作品を楽しめるアーティスト・アレイは今年も盛況
《川俣綾加@animeanime.biz》編集部おすすめの記事
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