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【日々気まぐレポ】第77回 デフォルメ頭身でもカッコイイ!?「S.R.D-S アルトアイゼン・リーゼ」で遊んでみた

インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきによる「ほぼ」隔週連載「日々気まぐレポ」、第77回目でございます。

その他 玩具
S.R.D-S アルトアイゼン・リーゼ
  • S.R.D-S アルトアイゼン・リーゼ
  • リボルビング・バンカー!
  • アヴァランチ・クレイモア!
  • 肩周りのポロリ対策はとったほうがよろしいかと
  • 公式サイトより
  • 公式サイトより
インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきによる「ほぼ」隔週連載「日々気まぐレポ」、第77回目でございます。

去る12日金曜深夜23時、見ましたか皆さん!「スパロボ新作発表会」を!いよいよ発表になったPS3/PS Vitaソフト『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』。シリーズ完結に相応しい豪華参戦作品となっていました。あの作品がどう戦うの?どう世界観に馴染ませるの?などなど妄想が膨らむ今が一番楽しい時期かもしれません。そして何より、初回特典の『第3次スーパーロボット大戦Z 連獄篇』。こちらZシリーズのオリジナルキャラによる『時獄篇』と『天獄篇』の間を橋渡しする言わばミッシングリンク作品。あのセツコが!クロウが!再び彼ら歴代主人公たちの活躍が見れるというのはやはり何よりも嬉しいですね。

さて、本日はコトブキヤから先日発売されましたプラキット「S.R.D-S アルトアイゼン・リーゼ」をご紹介。こちらは、同社が展開する『スーパーロボット大戦OG』シリーズに登場するロボットをプラモデル化した「S.R.G-S」の派生シリーズにあたる「S.R.D-S」の第1弾。ゲーム劇中に登場するデフォルメ体型を立体化している新感覚プラキットシリーズとなっています。

◆古の鉄巨人


今回の新シリーズ「S.R.D-S」の第1弾キットに選ばれた機体は「PTX-003-SP1 アルトアイゼン・リーゼ」。ATX計画で開発されたパーソナルトルーパー「PTX-003C アルトアイゼン」の改修機にあたります。

アルトアイゼンはDC戦争、L5戦役といった大きな戦いにおいて英雄的な活躍を見せた正に名機中の名機でした。しかし、激化する戦線や他機種の高性能化に遅れを取ることが目立つようになってしまいます。そこでパイロットのキョウスケ・ナンブ中尉はアルトアイゼンの強化プランを立案。開発者のマリオン・ラドム博士による大改造計画がスタート……した矢先。とある作戦においてアルトアイゼンは四肢パーツ欠損で大破、パイロットのキョウスケ中尉も重症を負ってしまいます。かくして強化改造計画は一転、修理・改修計画へとシフトしていったのです。

計画はアルトアイゼンの長所をさらに尖らせる方向に進みました。ステークはより大口径のバンカーに、クレイモアは大型化。運動性能向上の為ヴァイスリッターの予備パーツを用い、悪化した機体バランスをテスラ・ドライブで矯正させる……などなど、無理矢理にも程がある改造が施されました。ある敵パイロットの言葉を借りるなら、この「急場凌ぎの改造」の結果、PTとしては破格の火力と突進力を持った巨人「アルトアイゼン・リーゼ」が誕生したのです。

◆「S.R.D-S」小さな巨人


今回の「S.R.D-S」はデフォルメ体型のプラキットとして新たに誕生したジャンルです。メガハウスの「デフォルムーバー」や「D-SPEC」など、ゲーム劇中のSD頭身を再現したアイテムは今までにもリリースされてきましたが、プラキットとして発売されたものは今回が初。

モチーフとなっているのはPS3ソフト『第2次スーパーロボット大戦OG』劇中のアルトアイゼン・リーゼで、「D-SPEC」とおなじく従来のデザインに比べてやや頭身が高めに設定されているのが特徴となっています。プラキットと言えど、この「S.R.D-S」はゲーム中のイメージにかなり忠実に作られており、立体化が全く考慮されていないであろうアルトアイゼン・リーゼの複雑な色分けもパーツ分けによりほぼほぼ忠実に再現。目立つところでは肩のグリーンなどが足りていませんが、部分塗装で仕上げてもかなりの見栄えとなってくれることでしょう。

◆豊富なプレイバリュー


ギミックとしてはリボルビング・バンカーの排莢アクション、アヴァランチ・クレイモアの展開の他、テスラ・ドライブバランサーやスタビライザー&フレキシブルスラスターの可動などなど、基本的な物は網羅しています。その他、差し替えパーツとして撃発状態のリボルビング・バンカー、コトブキヤのM.S.Gシリーズの武器を持たせることのできる握り手などが付属しています。

さらに!初回購入特典として「エフェクトパーツ」もセットされていました。定番のリボルビング・バンカーのエフェクトはもちろんのこと、発動状態のプラズマホーン、アヴァランチ・クレイモアの発射エフェクトなど、充実のラインナップ。全て組み合わせると何やら大変なことになりますが、ディスプレイするにはかなりありがたいオマケパーツとなっています。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

SD頭身と侮る事なかれ、プレイバリューはかなり豊富なキットです「S.R.D-S」。その頭身からリアル体型よりも若干アクションは制限されますが、もともと派手な動きがしづらいデザインの機体ですのでその辺りは許容範囲内。動かして遊ぶなら、パーツのポロリ対策として一部接着してしまうなどもオススメ。抜けやすいボールジョイント部などを軽く太らせてやるのも良いかと思います。プラキットであるということはつまり、自分で手を加えて完成させるという楽しみがあるということ。是非、今後発売が控えている第2弾「ソウルゲイン」とともに揃えて楽しんでみてください。

「S.R.D-S アルトアイゼン・リーゼ」は好評発売中。価格は5,200円(税抜)です。

(C)SRWOG PROJECT


■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
いよいよ年間オタク消費額を算出する時期。
今年はロボットアニメが豊作ということもあり
プラモ・フィギュア関連が膨大な予感。
目に見えて少なくなる部屋の足の踏み場。
そろそろ貸し倉庫でも借りるべきか。

Twitter:@hibiki_magurepo
《ひびき》

バーチャル関西の何でも屋さんです ひびき

2012年からインサイドにてゲームライターとして活動して、はや十数年。ちょっと古参気取りの何でも屋。Game*Sparkやアニメ!アニメ!にもたまに顔が出ます。ゲーム・アニメ以外では、ホビーやガジェット、バーチャルYouTuber業界が専門。お仕事お待ちしております。

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