『逆転裁判』シリーズのキャラクターデザインを手がけた岩元辰郎氏のラフスケッチとともにご紹介します。
■モニカ・フローレス

社交的で友人は多いが、親友と呼べる者は少ない。
かなりの気分屋でミーハーであり、ルーニーとは対照的な性格のためか仲が悪い。
貧困層の出身であり、7人兄弟の長女。
大学には清掃やウェイトレスのバイトを掛け持ちして通っている。
いつかセレブな男性と恋に落ちることを夢見ており、今回のクルーズでその目的を達成したいと思っている。
■ルーニー・シンプソン

あまり社交的ではなく、生真面目で派手なことは苦手。
学業成績は比較的優秀。
ある事件をきっかけに希死念慮にとりつかれて生きる意欲を失っている。
学友からは「陰気」「生気が無い子」などと陰口をたたかれており、周囲からは浮いた存在。
■ジェローム・テュリオ

線の細いイケメンで思索的な性格。
その内向的な性格と高い教養でルーニーとは初対面から気を許しあう。
最近断続的な記憶の混濁に悩まされており、休養を取る為にこのクルーズに参加した。
■レナード・コスグローブ

ヒロイン達の引率者。現場主義かつロジカルな思考を持つ。
文化人類学の観点からオカルト方面にも興味を持つが基本スタンスはデバンカーであり、数多くのオカルトの欺瞞を暴いてきた。
しかしその本心はロマンチストなオカルト愛好家であり、いつか自分に有無を言わせない一点の疑いの余地もない超常現象に出会いたいと思っている。

客船のパーティ会場。そこでは華やかなハネムーナーズカクテルが開かれていた。新婚カップルを祝うためにそこに集う人々のなごやかな空気の裏で、オシアニス号の船内では今地獄の扉が開こうとしていた。
一息入れようと会場から抜け出したモニカの前に次々と現れる不気味な人々。そして、血に染まった惨劇の中で現れる巨大なハサミを持った殺人鬼。それは一体何者なのか、なぜ自分が襲われなければならないのか、何もわからぬまま彼女の命を懸けた逃走が始まる。
一方、パーティ会場でジェロームは、常に不思議な少女につきまとわれている女性、ルーニーと出会っていた。精神の痛みを共有する者同士、心を許しあう二人。だがその二人の周囲にも不吉な予兆が姿を見せ始めていた。自室へと向かうジェロームの前で起こる、幻覚とも現実とも思えぬ奇怪な現象。常ら彼を見つめる不気味な仮面をつけた者達。
「辺獄(LIMBO)は常に現世と重なり合い存在している。 ゆえに生者は常に畏れと隣り合わせに生を紡いでいかねばならぬのだ――」
■伊藤暢達氏が描く「仮面の者達」

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本作の正式リリース日は未定の模様ですが、kickstarterキャンペーン内では2015年12月を予定出荷日としています。スクリーンショットやアートワークにも興味がある方は、Kickstarterページもチェックしてみてください。なお、日本語向けのクラウドファンディングはCAMPFIREにて行われています。
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