
物語の舞台は、巨大なモンスター「幻獣」が出現する世界。プレイヤーは、領地を幻獣に襲われた領主となり、幻獣を討伐する戦いに旅立つことになります。舞台やシチュエーションからもわかるように、ファンタジーRPG好きにはたまらないストーリーが展開されます。しかも、中田譲治さんが重厚なストーリーを“渋い声”で読み上げてくれるんです。
ですので、ゲームへののめり込みが凄く、フルボイスの威力爆発。チュートリアルから喋り倒し、本編でも喋り倒しで、気がついたら『幻獣契約クリプトラクト』の世界にどっぷり浸っている状態でした。

グラフィックも幻想的で、世界観を表したものになっています。デフォルメされたキャラクターで戦うゲームが多い中、バトルに登場するキャラクターの頭身が高いことも魅力の一つ。モンスターもイカついタイプが多く、重厚な世界観にマッチしています。

バトルは、シンプルかつ王道のコマンド制。ターンが回ってきたら、タップで行動を指定するだけです。必殺技的なスキルも、タップするだけで発動するので操作が簡単。バフ、デバフ系のスキルもあるので、キャラクターが増えてくると行動に幅が出てきます。

キャラクターと敵には属性があり、属性の相性によってダメージが変わってくるシステムになっています。行動決定のポイントが属性の相性になっているのですが、属性での有利・不利がバトル画面に表示されているので、とにかくわかりやすいです。初めてでも、すんなりプレイできます。
そして、忘れてはいけないのがボイスです。バトルでもボイスが効果的に使われており、ナレーションから流れるようにバトルへ。このバトルへの入り方が秀逸で、、バトル中はキャラクターがよく喋りますり。


カットインやエフェクトも加わって、画面の演出は非常に派手。キャラクターボイスは、田村ゆかりさんや釘宮理恵さんなどが担当しています。

クエストを進めることで、入団できるようになる「ユニオン」同士の戦い「ユニオンバトル」(GvG)も本作の魅力です。ユニオンバトルは、毎日決まった時間に4回開催。4つのユニオンが報酬ゲットに向けて、がっつり戦います。
ユニオンバトルは、対戦ユニオンに攻撃を行う「進軍」、進軍時の攻撃パーティのステータスをアップさせる「エール」、ユニオン防衛パーティのステータスをアップさせる「祈り」の中から、状況にあわせた行動を選択して進めていきます。

進軍を選んだ場合は、対戦相手に選んだユニオンの防衛パーティとバトル。キャラクター同士で、戦いを繰り広げることになります。
ユニオンのメンバーと一緒に戦うユニオンバトルは、一体感が気持ち良いです。自分の育てたキャラクターが、メンバーの役に立つというシチュエーションも熱く、やり甲斐があります。
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重厚なストーリーとフルボイス、そして、遊びやすいバトルシステムがマッチして、没入感が高くなっている本作。BGMも世界観にぴったりなので、何が何でも音量は大きめでプレイすることをオススメします。
『幻獣契約クリプトラクト』はAndroidが好評配信中で、iOS版が後日配信予定。価格は基本プレイ無料のアイテム課金制です。
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