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【オトナの乙女ゲーム道】第1回 乙女ゲームの歴史を振り返る ― ネオロマからオトメイト、ハードの変化まで

インサイドをご覧の皆様、こんにちは。ここではイケメンと主人公ちゃんをこよなく愛する女性ライターが独断と偏見で乙女ゲームについて語り尽くす場としてお付き合いいただければと思います。

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◆乙女ゲーム好きなら必ず通る!「オトメイト」誕生



2004~2008年頃に入ると、乙女ゲームの老舗ブランドとして親しまれるアイディアファクトリーグループの「オトメイト」が誕生し、ゲームだけでなくアニメや劇場版、ミュージカルまで幅広く親しまれる『薄桜鬼』ほか、数多くのゲームがPS2向けに生み出されました。

私が初めて遊んだ「オトメイト」関連のタイトルは、2006年発売の『緋色の欠片』です。この頃の私はテキストアドベンチャーにさっぱり馴染みがなく、一時保存する「クイックセーブ」とか、選択肢でとりあえずセーブという発想は一切なし。2時間ほどで味方の登場人物が全員お亡くなりになってしまうバッドエンドに直行し、絶望でうずくまりました。セーブはこまめにね!



ディースリー・パブリッシャーの『Vitamin』シリーズ第1作目となる『VitaminX』とか、ちょっと乙女ゲームとは系統が違うかもしれませんが『DEAR My SUN!!~ムスコ☆育成☆狂騒曲~』、カプコンの家政婦恋愛アドベンチャー『フルハウスキス』とか、体重100キロの主人公というインパクトで話題となった『乙女的恋革命★ラブレボ!!』とかもこの辺ですね。さらに1~2年後にはRejetのPC向け『TOKYO ヤマノテ BOYS』シリーズ、PS2向け『Lucian Bee's RESURRECTION SUPERNOVA』なんかも出てきました。

◆時代は携帯機へ!「じっくり遊ぶ」から「手軽に遊ぶ」




2010年に入ると、ニンテンドーDS(以下DS)の国内累計販売台数は3000万台、プレイステーション・ポータブル(以下PSP)は1500万台を突破。さっと起動してぱっと遊べる携帯機のスタイルと乙女ゲームの親和性が高かった部分もあってか、たくさんのタイトルが発売されるようになりました。



2009年~2010年頃のPSP向けには、「QuinRose」ブランドのPC向けタイトルや、CDやPCで展開していた『Starry☆Sky』シリーズ、PS2版の移植タイトルが多くありましたが、2011年頃には『華ヤカ哉、我ガ一族』『STORM LOVER』『AMNESIA』『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』など、オリジナルタイトルも出そろいます。ニンテンドー3DSを含め、DS向けは『暗闇の果てで君を待つ』ほか個性的な新作もありますが、どちらかというと他ハードの移植タイトルが多くなっていますね。



そしてPSPの人気タイトル『うたの☆プリンスさまっ♪』がブロッコリーから発売したのは2010年。アイドルとの恋愛だけでなく、キャラクターソングのリズムゲームも楽しめ、2011年7月からスタートしたテレビアニメで爆発的に広まりました。もともと攻略対象キャラクターにアイドルやバンドが出てくる作品、オープニングやエンディングをキャラクターを演じた声優さんが歌う作品、キャラクターソングを発売する作品、キャラクターグッズに力を入れた作品は色々ありますが、この『うたの☆プリンスさまっ♪』の大ヒットは凄まじく、会社の株価にまで影響を与えたといわれるほど。この辺りから「アイドル」を全面に出すものや、あらかじめメディアミックスを視野に入れた作品がずいぶん増えたなという印象があります。
《近藤智子》
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