Pepperが実際にレバーを操作し対戦するという驚きの技術! しかし、ゲームメディアである「インサイド」を代表する以上、ロボットに負けるわけにはいかないので積極的に勝ちに行くスタンスで挑戦。

しかし、こちらが優勢になるとPepperはサイズを変えてきたり、レーザー攻撃をしかけるといったルール無用の卑怯な攻撃を繰り出してきたため、あえなく敗北。

悔しさを噛み締めながら立ち尽くす私を尻目に、冷徹なマシーンであるPepperは表情一つも変えずに挑戦を次々と受け入れ、女子供であろうが容赦なく勝利をもぎ取っていました。
この光景に映画『ターミネーター』といったAIの暴走を描いた作品で育った私としては、このままPepperが進化したら、いつか人類の立場が危険に晒されるのではないかと恐怖を感じました。
と、ゲームに負けた悔しさのあまり歪んだ感情を吹き出してしまいましたが、今回の対戦を通じてアプリを制作したスタジオ「ワン・トゥー・テン・デザイン」のチームのユーモアを感じると共に、Pepperのこれからの進化が楽しみになりました。いつか再戦し、今度はPepperと友好な関係を気づける日が来ることを祈ります。