イメージ映像ですが、大体こんな感じです。
「リアル3」は、カプコンの『バイオハザード』と、「ユニバーサル・スタジオジャパン」がコラボレーションした体験型アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル」の第三弾。生還率(クリア率)は限りなく0%で、徹底再現されたラクーンシティを自らの足で歩いて進み、荒廃した町からの帰還を目指します。

新要素としては、武器にマシンガンが登場するほか、世界初となる「プロジェクション・ゴーグル」が採用されています。
本稿では、一般公開に先駆けて開催されたプレスプレビューの体験レポートをお届けします。

前回のアトラクション「バイオハザード・ザ・エスケープ」は“お化け屋敷を舞台としたリアル脱出ゲーム”でしたが、「リアル3」は“ゲスト(参加者)が介入できるお化け屋敷”に。簡単に概要をまとめると、「リアル3」では複数人のゲストが1つのグループとなり、ゾンビやモンスターが出現するフィールドを進んでいきます。

その際、ゾンビやモンスターは手持ちの武器で攻撃可能で、『バイオハザード』ならではの仕掛け・謎解きも用意。つまり、USJが本気で作った“非常にリッチなお化け屋敷”で、実際に『バイオハザード』ができちゃうアトラクションなのです。

この介入部分をサポートし、没入感を高めてくれるのが「プロジェクション・ゴーグル」です。このゴーグルは、「Googleグラス」のようなヘッドマウントディスプレイで、弾の残弾数やターゲットマーカー、ライフゲージなどをARのように表示。FPSと同じインターフェイスをリアルに体験することができるのです。

また面白いのが、様々な要素が視覚的に表示されるようになったことにより、“リソース管理”というゲームならではの要素を見事に再現。フィールドにはグリーンハーブや弾箱も設置されています。

そして忘れてはいけないのが“お化け屋敷”の要素。詳しくはネタバレになるため書けませんが、「え!ここまで『バイオハザード』を再現しつつ、こんな事もやっちゃうの!?」とファンなら興奮すること間違いなし。もちろん『バイオハザード』をまったく知らない人でも、どこから出てくるかわからないヤツらの恐怖にさらされることになりますので、“めちゃくちゃ怖い体験”をすることができます。

また、各グループには専属の「U.B.C.S隊員」が付き添ってくれるのですが、「さぁ!急ぐんだ!!」「後ろだ危ない!!」といったように、熱い演出でゲストの体験を盛り上げてくれます。
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このように「リアル3」は、最新の技術と最高の演出、そして自分で歩き、狙って撃つという要素が見事に融合した、まさしく「バイオハザード・ザ・リアル」という名に相応しいアトラクションでした。そのクオリティが生み出す没入感はかなり高く、先ほど“リソース管理”の話をしましたが、正直怖すぎてそれどころではありません。

この恐怖や実際に狙って撃つ楽しさを、ネタバレせずに文章だけでお伝えすることは難しいですが、列に並んで損はないアトラクションであることを断言しておきます。
「バイオハザード・ザ・リアル 3」は11月8日までの期間限定アトラクションで、推奨年齢は13歳~49歳。(未就学児・小学生利用は不可)所要時間は約8分です。
■公式サイト
http://www.usj.co.jp/biohazard/summer2015/
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画像提供:ユニバーサル・スタジオジャパン
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