マルチメディア振興センター(FMMC)が、e-Sportsの現状や、各国のゲーム実況動画の視聴回数を調査したレポートを公開しています。レポートによると、2015年1月のYouTubeのゲーム実況チャンネル視聴回数は合計4億1800万回とスウェーデン出身フェリックス・チェルベリ(PewDiePie)氏のチャンネルが世界トップ。続く「popularmmos」(米国)の2億6700万回、「stampylonghead」(英国)の2億5300万回に大きく差をつけています。また、2014年までのe-Sportsの賞金獲得総額ランクでは、1位が中国の1199万ドル、2位が韓国の552万ドル、3位が米国の371万ドルとなっています。4位は194万ドルでフェリックス・チェルベリ氏の出身国スウェーデンがランクイン。スウェーデンはここ最近、地元放送局が欧州e-Sportsリーグを主催するESLの株式の74%を購入するというニュースも報じられており、e-Sports関連で存在感を発揮しています。新しいメディアとして注目されているe-Sportsやゲーム実況。プロゲーマーを多く輩出している日本の影が薄いのが残念と言えるかもしれません。
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