【予想その4】任天堂独自の実績/トロフィーシステム
任天堂の会員制サービス「クラブニンテンドー」は、2015年9月30日をもって終了し、ディー・エヌ・エーと共同開発した新たな会員制サービスが今秋開始される予定ですが、「業務・資本提携共同記者発表」の資料によると、このサービスもゲーム専用プラットフォームNXと密接に関わってくるようです。
これまでの会員制サービスは、ゲームソフトに付属されたシリアルナンバーを同サイトで入力し、アンケートに答える事で、ゲームのサウンドトラックや3DS特製ポーチをはじめとした任天堂グッズと交換できるポイントが貰えましたが、今後はこのシリアルナンバーの代わりに、ゲーム内目標を達成すると報酬として得られる実績/トロフィーに似たシステムを組み込んでくると推測します。

クラブニンテンドーの短所は、シリアルナンバーさえあればゲームを購入していなくてもポイントが貰えるところでした。グッズ目的のためにシリアルナンバーだけを集めてアンケートに答える一部のユーザーも見受けられ、ユーザーからのフィードバックを十分に得られませんでした。
しかし、ゲーム内目標を達成すると報酬として得られるポイントを使って、任天堂グッズと交換できるシステムなら、ユーザーからのフィードバックをほぼ100%の状態で得られるのではないでしょうか。特に、ゲーム内目標を全てコンプリートするほどやり込んだユーザーの声は、ゲームメーカーにとっては非常にありがたいものです。今秋開始される新サービスは、Wii U/3DSを皮切りに、ゲーム専用機プラットフォームNXで本格的に展開されると考えられます。
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さて、まだまだその正体が明かされていないゲーム専用機プラットフォーム「NX」の詳細を勝手に予想してみましたが、いかがでしたか?そうこうしている内に、スクウェア・エニックスからMMORPG『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』や、シリーズ最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』がNXからリリースされると先日発表がありました(スクウェア・エニックスのプレスリリースでは発売検討中)。前述したとおり、NXについての続報は2016年以降になりますが、もしかするとサードパーティーから何らかのヒントが報道されるかもしれません。今後のニュースに注目したいところですね。
記事提供元: Game*Spark