人生にゲームをプラスするメディア

ゲームサントラがUKクラシックチャートから削除、扱いに批判…映画はOKでゲームはNOなのか

SCEサンタモニカスタジオと、イギリスのインディーデベロッパーThe Chinese Roomが手がけたADV『Everybody's Gone to the Rapture』。本作のサウンドトラックがUKクラシックチャートから削除され、物議を呼んでいます。

その他 全般
 
  •  
SCEサンタモニカスタジオと、イギリスのインディーデベロッパーThe Chinese Roomが手がけたADV『Everybody's Gone to the Rapture』。Jessica Curry氏による楽曲の数々も優れた評価を受けている本作ですが、そのサウンドトラックがUKクラシックチャートから削除され、物議を呼んでいます。

『Everybody's Gone to the Rapture』のサウンドトラックは、8月14日のOfficial Charts CompanyによるUKクラシックアーティストアルバムチャートで初登場8位を獲得。翌週8月21日の同チャートでは「分類が間違いだった」として削除され、サウンドトラックチャートへと移動し、30位を獲得しています。


参考:『Everybody's Gone to the Rapture』の楽曲

一見すると、サウンドトラックチャートへの移動は理にかなっている処置ですが、問題となっているのは現時点のクラシックチャートに「映画のサウンドトラック」が含まれていることです。

この件について、デベロッパーのChinese RoomはTwitterで「どうやら映画のサウンドトラックはOKで、ゲームは駄目のようだ。偽善的だ。」とコメント。加えてOfficial Charts Companyに対して「俗物根性まる出しの行動だ」と、痛烈に批判しました。また、楽曲を制作したJessica Curry氏は「UK Official ChartsがRaputureの楽曲をクラシックチャートから撤回したことはとても悲しい。そのまま行けば、今週はNo.1を獲得していたと思う」と、Twitterで思いのたけを語っています。

海外メディアEurogamerによると、Official Charts Companyは「映画のサウンドトラックとビデオゲームのサウンドトラックは全く同じ扱い」と主張しているとのこと。しかし、実際に起きている扱いの違いに、デベロッパーのChinese Roomの怒りは収まっていないようです。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」本予告映像が解禁!“Ξガンダム”飾るIMAXビジュアルもカッコイイ

    映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」本予告映像が解禁!“Ξガンダム”飾るIMAXビジュアルもカッコイイ

  2. 漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも

    漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも

  3. お前はガンダムではない…ガンプラコンテストに「中国製プラモ」がミキシングと偽って応募され騒動に

    お前はガンダムではない…ガンプラコンテストに「中国製プラモ」がミキシングと偽って応募され騒動に

  4. マクドナルドが『ドラクエ』とコラボか?なじみ深い「はい」「いいえ」のメッセージウィンドウで匂わせ

  5. 漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」最終巻直前までの全話無料キャンペーン開催!12月17日0時より48時間限定

  6. 【オトナの乙女ゲーム道】第1回 乙女ゲームの歴史を振り返る ― ネオロマからオトメイト、ハードの変化まで

  7. 【特集】「無性に殴りたくなるゲームキャラ」10選

アクセスランキングをもっと見る