『逆転裁判6』は、『逆転裁判』シリーズ最新作となる法廷バトルゲームです。神秘と信仰の地クライン王国を舞台に、主人公の「成歩堂 龍一」が依頼人の無罪を勝ち取るため法廷でバトルを繰り広げます。

今回は、もうひとりの主人公である「王泥喜 法介(おどろき ほうすけ)」の情報が改めて公開されたほか、舞台となる「クライン王国」や登場キャラクターについて、そして新システムである「霊媒ビジョン」の詳細が明かされています。
イベント「東京ゲームショウ2015」の会場で公開された映像の最後では、『逆転裁判4』などで活躍した「王泥喜 法介」が登場しました。今回、彼は作品に登場するのみならず、もうひとりの主人公となることが明らかに。成歩堂はクライン王国で、王泥喜は日本を舞台に、それぞれ主人公として物語が展開します。
■熱血弁護士「王泥喜 法介(おどろき ほうすけ)」
「大丈夫……大丈夫だ! 気合いを入れていくぞ、王泥喜 法介!」
紅いスーツに身を包む熱血弁護士。数々の依頼をこなしていく中で立派に成長し、今では成歩堂なんでも事務所に欠かせない存在に。それでも日々の発声練習を欠かさず、口ぐせの「大丈夫です!」が今日も法廷に響き渡ります。

また、証人のわずかなクセからウソを“みぬく”能力を持っているのが特徴です。
■クライン王国 ジーイン寺院

神秘と信仰の国「クライン王国」。国民達が信仰する“クライン教”の影響で、霊魂や霊媒と言った概念が当たり前のように受け入れられています。また、古くから死者のタマシイへの信仰心と霊媒のチカラを中心に栄えてきたこの国では、今でも霊媒師が女王として国を治めています。
クライン教は、祖先の霊魂を信仰する宗教であるため、霊媒とも深く関係があります。なお、王国の国民ほぼすべてがクライン教の信徒となっています。

ジーイン寺院の中にクライン大法廷があり、ここでは霊媒の力によって下される「御魂の託宣(みたまのたくせん)」で、判決が決まる弁護士不在の裁判が行われています。
■放浪の検事「亜内 文武(あうち ふみたけ)」
「ククク……その得意げな顔……なんとバカバカしい顔なのか。オカシクて仕方がないですなあ。」
日本の法曹界を追い出され、流れ着いたクライン王国で幅を利かせるベテラン検事。クライン王国で検事に就任後は無敗を誇っており、今では主席検事にまで上り詰めています。

ネチネチしたしつこさは相変わらずで、不慣れな土地で戸惑う成歩堂を相手にこれ好機と容赦なく追い詰めてきます。
■クライン王国の姫巫女「レイファ・パドマ・クライン」
「《御魂》が告げるのは、真実。それを、ワラワが代弁してみせよう!」
成歩堂が訪れたクライン王国の姫巫女で、神聖で厳格な雰囲気を持った少女。霊媒の力により被害者の“死の直前の数秒間”の記憶を映し出し、死者の言葉を代弁する“御魂の託宣”を執り行います。

彼女が持つクライン王国の法廷の判決を決定づけるその能力で、成歩堂 龍一の前に立ちはだかることになります。
■「御魂の託宣」

レイファが行なう儀式である御魂の託宣は、クライン王国の中でも限られた者にしか執り行なえません。儀式の際にレイファが踊る「奉納舞(ほうのうまい)」はとても優雅で神秘的になっており、その舞が終わると、クライン大法廷の中央に座す水鏡の水面に被害者の死の直前の数秒間が映し出されます。

水鏡に映し出された映像には文字も浮かび上がっていますが、それは死者が感じた五感が文字となって現れるというもの。それを読み解くことにより、レイファが「託宣」を行なうことになっています。

託宣とは、いわゆる“神のお告げ”です。映像では死者が見たものがそのまま映し出されるため、その判断が覆ることなど到底ありえません。ましてや、信心深いクライン王国の巫女が行ったものとなれば、疑う余地など全くないのです。
■新システム「霊媒ビジョン」
御魂の託宣は完璧な証拠とも見えますが、映し出されている映像とレイファの託宣にはムジュンがあるようです。映像と文字、そしてレイファの託宣のムジュンを指摘して、真実を浮かび上がらせましょう。

上画面には被害者の見た映像と感覚を表す文字、下画面にはレイファの託宣が表示されています。まずは、映像とムジュンする託宣が無いかじっくり見てみましょう。

被害者の感覚とムジュンする託宣を見つけたら、「託宣決定」を行い、感覚を「つきつける」のです。映像は何度も見直せるので、よく探してムジュンを見つけましょう。
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『逆転裁判6』は2016年発売予定。価格は未定です。
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