多数のプロプレイヤーが活躍する『Counter-Strike: Global Offensive』。e-Sportsの一翼を担う本作ですが、2015年1月に発生した八百長問題に絡んで、開発元のValveはフェアプレーを推奨する声明を改めて発表しました。声明では、これまで『CS:GO』のプロシーンはコミュニティが非常に大きな役割を担っており、スポーツとしての清廉さと観客の信頼によって数百万人のファンに楽しんでもらうコンテンツに成長できたと報告。競技として最高レベルの楽しさを提供するためには、清廉さを問われることがあってはならないと伝えています。加えて、2015年1月に少数のプロプレイヤーにより行われた八百長に言及し、Valve主催のイベントへの無期限の参加禁止処分を下したことを改めて説明。今後、八百長に関与したプレイヤーは永久的なBANを行使すると明言しました。続けて、シーンが成長することで、こうした問題が出ることは不幸な現実だと語り、ファンの信頼とスポーツとしての清廉さで成り立つ『CS:GO』のプロシーンにおいて、今後もエンターテインメントとしての価値を保護する行動を続けていくとの姿勢を表明。最後に、禁止処分が一部のコミュニティに大きなダメージを与えるとしながらも、時に必要になると述べ、今後こうした処置が必要なくなることを切に願うと伝えています。エンターテインメントとして成長するにつれて、八百長、ドーピングなど様々な問題が発生するe-Sports。更なる発展を遂げるには公平性や清廉さという面での整備が急務となりそうです。
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