
最初に行われていたのは、本作の体験会。2月の寒空の下、しかも平日の昼間という時間帯にもかかわらず、体験希望者とギャラリーの人だかりは絶えませんでした。

イベントには本作のプロデューサーを務める、杉山晃一氏と綾野智章氏も駆けつけ、対戦の様子を実況。また、対戦相手として自ら席に座りその腕前を披露していました。
体験会の後には杉山氏、綾野氏への囲み取材が行われました。まず、発売日を迎えた感想を問われ、杉山氏は「みなさまのおかげで発売を迎えられました、ホッとしています」と回答。綾野氏は「これからが本番。国内外通して大きな大会を開催していくので、『ストリートファイターV』でみなさんと盛り上がっていきたい」と回答していました。

今後の抱負は?という質問には「日本での大きな大会も考えているので、ご期待ください。そして『ストリートファイターV』は対戦だけではなく、ソロでも楽しめます。ぜひ手にとってほしい」と杉山氏が回答。「『ストリートファイターV』をやっていれば有名になれる、モテるという世界を作りたい」とも答えてしました。綾野氏は「今年は新キャラがどんどん追加されます。お得なシーズンパスを買って『ストリートファイターV』をより楽しんでください」と回答。さらに、来年で『ストリートファイター』シリーズが30周年を迎えるということで、盛り上げるための仕込みをしていく、という言葉も飛び出しました。


イベントの後半は12人の猛者たちによるトーナメント大会。豪華賞品も用意され、中でも大会優勝者に贈られる『ストリートファイターV』仕様のPS4HDDベイカバーは、本来PS4とセットでないと手に入らないレア物とのことです。


大会では寒さも吹き飛ぶような熱戦が繰り広げられ、ギャラリーを沸かせていました。そして、決勝へ駒を進めたのは、本作で初登場となるラシードを使うコム氏と、なんとイタリアからやってきたというリュウ使いのガエターノ氏。『ストリートファイターV』の主人公とも言われるラシードと、シリーズ通してのメインキャラクターであるリュウ。主人公同士の戦いは熾烈を極め、ギャラリーも固唾を呑んで見守ります。

そして、激戦を制したのはガエターノ氏のリュウ。日本初の『ストリートファイターV』公式大会ともいえる本大会の優勝者がイタリアの方というまさかの結末を迎えました。最後は決勝で争った2人に綾野氏から直々に賞品が贈呈され、イベントは幕を閉じました。
日本のみならず世界でも注目を集める『ストリートファイターV』。これからも様々なコンテンツが追加され、さらに来年はシリーズ30周年と、ますます盛り上がりを見せそうな本作から目が離せなさそうです。
