いのまたむつみ氏や藤島康介氏のみならず、奥村大悟氏や岩本稔氏もキャラクターデザインに参加する、『テイルズ オブ』シリーズ最新マザーシップタイトルとなる『テイルズ オブ ベルセリア』。本作は、シリーズ初の単独女性主人公・ベルベットが、大海原を越えて救世主へ復讐する物語が描かれます。

ベルベットの左腕に宿る“力”の片鱗など、気になる世界観や本作ならではの設定などがこれまでも明らかになってきましたが、業魔の脅威に立ち向かう戦士「対魔士(たいまし)」や、世界に秩序をもたらさんとする対魔士の組織「聖寮(せいりょう)」などの情報がこのたび判明しました。新キャラクターも登場しているので、本作の物語にどのような形で関わってくるのか、想像しながらチェックしてみるのも一興ですよ。
■業魔病
人間が魔物に変貌する病気のこと。病に冒された人の多くは狂暴化し、人を襲うようになりますが、中には理性を保ったままでいられる人間もいます。
■業魔
人間が魔物に変貌した姿のこと。動物が業魔病に感染する事例も確認されています。業魔の姿は様々で、それぞれが、その異常な外見に相応しい力をもっています。
■聖隷
自然の力を利用した術を扱う種族。自我を持たず、多くの聖隷が対魔士によって使い魔のように使役されています。中には、人以外の姿をした聖隷も存在。例外的に対魔士の使役を受けず、自らの意思で行動をする者もいるとのこと。
■緋の夜
緋色の月が昇る夜のこと。業魔病と何らかの関係があると言われていますが……。
■対魔士
業魔と戦う力を持った聖戦士。聖隷の力を利用して術をふるい、人々を守るために戦い続けています。業魔病の被害に苦しむ民衆にとって、英雄的な存在です。
■聖寮
業魔の脅威から民を救うため、ミッドガンド王国が設立した対魔士たちの組織。「理を貫くことで秩序と平和をもたらす」という思想のもと、王国の政治と軍事を主導しています。対魔士は能力によって階級が分けられており、聖寮の長たる筆頭対魔士の下に、特等、一等、二等という3つの階級が存在。
■ロクロウ(CV:岸尾 だいすけ)
性別:男性 / 年齢:22歳 / 身長:180cm / 武器:双剣 / 戦闘タイプ:二刀剣士 /種族:業魔
「知ってるだろ? こう見えても義理堅いんだ」

明朗快活にして自由奔放な青年剣士。激情を燃やして進むベルベットにも自然体で接する。数年前に業魔病を発症し、業魔になった。だが、悲観することなく、その力を利用して家伝の剣術を究めんと我が道を歩み続けている。

業魔でありながら理性を保っているらしく、突っ走るベルベットのフォローをしたり、意思を持たないライフィセットの世話を焼いたりと、なかなかの面倒見の良さを発揮する。しかし、背に負った大刀を「命の太刀」と呼ぶほど執着しながら、なぜか頑なに抜こうとしない。そのため、普段は短剣を使った二刀流剣術で戦う。また、様々な属性付きの術技を使う。

■エレノア(CV:小清水 亜美)
性別:女性 / 年齢:18歳 / 身長:165cm / 武器:槍 / 戦闘タイプ:一等対魔士 / 種族:人間
「私は目をそらしたくありません。自分が選んだ道の先にある現実から」

対魔士の組織「聖寮」に所属する女性。高い能力を持つ一等対魔士として、日夜、業魔の恐怖から世界を解放するために奔走している。とても真面目な性格で、他人への思いやりを忘れないが、常に正しいことを正しく行おうとする堅物な面がある。

素直な性格で、感情が表に出やすいところを、自らの未熟さと自覚したうえで、非情な「理」に徹するべく努めている。業魔から世界を守る対魔士として、聖寮に牙を剥くベルベットと幾度も刃を交えていくことになる。
■ベルベットと聖寮
救世主への復讐に燃えるベルベットは、その障害となる聖寮との対立を深めていきます。

■対魔士と聖隷
対魔士は聖隷を使役し、その力を利用することで業魔と戦っています。聖隷は人以外の姿をしたものも存在していますが、「聖隷は自我がないもの」という認識で扱われている点は共通しています。

■ベルベットとエレノア
聖寮に牙をむくベルベットは、対魔士であるエレノアと幾度も刃を交えることに。

■業魔の存在
業魔病を発症した人間の多くは、理性を失い人を襲うようになるが、中には理性を保ったままでいられる者もいる。全身の見た目が変わる者もいれば、ベルベットやロクロウのように、一見、人と変わらない見た目の者もおり、発症の仕方はさまざまである。

■一等対魔士エレノア
普段は心優しい女性で、他人への思いやりを忘れません。対魔士として、業魔に立ち向かうだけでなく、人々の声に耳を傾け、その力になろうと尽力しています。

■聖寮と対魔士
聖寮の対魔士はさまざまな街や港に派遣され、業魔の脅威から民衆を守り、国の秩序を維持しています。その存在は民衆に英雄として迎え入れられ、聖寮の思想は徐々に民衆の間にも広まってきている模様。なお、公開中の第2弾PVでベルベットと戦っていた男も対魔士の一人です。

■ベルベットとロクロウ
ある出来事をきっかけに、ベルベットに恩返するという形で同行することになったロクロウ。自分のことを義理堅いと言う一方で、なぜか背負った大刀を頑なに抜こうとしない変り者。面倒見は良いようで、突っ走るベルベットのフォローに回ることも多い。

■ライフィセットとロクロウ
ライフィセットには、意思が芽生える前から何かと気にかけてやっています。ライフィセットへの接し方についてベルベットを諌めるなど、ここでも面倒見のよさがうかがえます。

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『テイルズ オブ ベルセリア』は、2016年発売予定。価格は未定です。
(C)いのまたむつみ
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