人生にゲームをプラスするメディア

9番目の芸術“マンガ”にスポットを当てた展覧会に「ピンポン」松本大洋が参加、「ジョジョ」荒木飛呂彦や「孤独のグルメ」谷口ジローも

六本木にある森アーツセンターギャラリーで「ルーヴルNo.9 ~マンガ、9番目の芸術~」が開催される。特別展のるBDプロジェクトに、松本大洋が新たに加わった。

その他 漫画
 
  •  
  •  
2016年7月22日から9月25日まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーでルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~マンガ、9番目の芸術~」が開催される。ルーヴル美術館が、フランスで9番目の芸術と呼ばれるバンドデシネ(BD)やマンガにスポットにあて日本で実施する。
ルーヴル美術館に加え、フジテレビジョン、東映、小学館集英社プロダクションらも参加し、大掛かりな展覧会を目指す。個性たっぷりの企画になる。

期間中に展示されるのは、フランスを代表するBDの作家たちの作品。作品はいずれもルーヴル美術館をテーマにしている。
さらに日本からもマンガ家が参加する。これでにフランスでも人気の高い荒木飛呂彦と谷口ジローらが発表されている。それぞれ『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』、の『千年の翼、百年の夢』を描いている。

これに加えて、このほど松本大洋の参加も発表された。松本大洋は描き下ろし作品『ルーヴルの猫』を描き上げた。作品は小学館の「ビッグコミックオリジナル」でも2016年6月20号より連載を予定している。

ルーヴル美術館は、1793年から200年以上続くフランス代表する美術館としてよく知られている。長い伝統を誇る一方で、新しい取り組みにも積極的だ。
2005年からは「ルーヴルBDプロジェクト」がスタートしている。これはフランスで発展してきたイラストレーションでのストーリー「バンドデシネ」を文化として振興するものだ。
プロジェクトでは、作家たちが「ルーヴル美術館」をテーマに作品を描き、その作品を通して新たな魅力を伝える。

プロジェクトのBDは11作品、その中で日本語版は5作品出版済みだ。日本で行われる「ルーヴルNo.9 ~マンガ、9番目の芸術~」では、このほか本展のために五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリの4人の描き下ろし作品が決定している。
フランス作家だけでなく、日本作家も活躍する、日仏のマンガを通じた文化交流の場ともなりそうだ。

「ルーヴルNo.9 ~マンガ、9番目の芸術~」
会期: 2016 年7 月22 日(金)~9 月25 日(日)
会場: 森アーツセンターギャラリー
主催: ルーヴル美術館、フジテレビジョン、東映、小学館集英社プロダクション、森アーツセンター

マンガにスポットを当てる「ルーヴル美術館特別展」 日本人作家から松本大洋も参加

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. Crazy Raccoonとバーチャルエンターテイメントが巻き起こす、eスポーツ教育の“新たな風”―「CR Gaming School」で学べる“普遍的な価値”をCR.おじじとキーマンが語る【対談インタビュー】

    Crazy Raccoonとバーチャルエンターテイメントが巻き起こす、eスポーツ教育の“新たな風”―「CR Gaming School」で学べる“普遍的な価値”をCR.おじじとキーマンが語る【対談インタビュー】

  2. 愛情表現発表会は大盛況、ニンテンドー3DS版の新情報も!・・・「メリープラスマス2010」レポート(3)

  3. 【レポート】AC『パワプロBALL☆SPARK』は“打つ・投げる”の手応えが満点のホームラン級

  4. 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVアニメがAmazon Prime Videoで最速配信!新たな場面カットもお披露目

  5. チリちゃんがカッコよすぎる…!アニメ「ポケモン」で四天王「チリ」が登場、ゲーム再現のイケメン投げポーズに何度でも恋に落ちる視聴者たち

  6. 【今日のゲーム用語】「AAAタイトル」とは ─ ゲーム業界の活性化には欠かせない重要な存在

  7. ほんとに出ないかなこんなリメイク…名作RPG『クロノ・トリガー』HD-2Dリメイク“想像”映像がすごい

  8. 推しのVTuberグループを救え!ラゾーナ川崎プラザの「V×R GAME ーナゾトキバレンタインー」を体験レポート

アクセスランキングをもっと見る