模範的工作員同志さんが『Pokemon English Green』(『ポケットモンスター 緑』の海賊版)を探し求めていたところ、Amazon.comにて「たなかゆうき」とひらがなで書かれた『ポケットモンスター 緑』を発見。その面白さを画像付きで呟いたのでした。
たなかゆうき君、お元気ですか。君の宝物だったポケモン緑は今、アメリカのAmazonで、「ちゃんとした日本の正規版です」という証拠画像として、立派に務めを果たしています。 pic.twitter.com/w0vpelS5aA
— 模範的工作員同志 (@KgPravda) 2016年4月14日
これだけでは単なる微笑ましい話ですが、このツイートがRTされて広まっていくうちに、なんとその字を書いた「たなかゆうき」さん、もとい田中雄喜さんが名乗り上げたのです。
@KgPravda 多分、僕が5歳の時にプレゼントされて、7歳の時に旅行先で無くしたやつだと思います。URL等を教えていただけないでしょうか? pic.twitter.com/Fi33cNcFRe
— 田中雄喜 (@gorox2darax2) 2016年4月14日
確たる証拠があるというわけではないのですが、文字の特徴や名前を枠で囲うといった点などから見て、18年前にディズニーランドでなくした『ポケットモンスター 緑』にとても似ているとのこと。そして、田中さんはAmazon.comでこのゲームソフトを出品している人に連絡を取ります。
繋がった!!笑 pic.twitter.com/SX10NEwxo9
— 田中雄喜 (@gorox2darax2) 2016年4月15日
@gorox2darax2 田中”まだ緑版持ってる?"
— 田中雄喜 (@gorox2darax2) 2016年4月15日
Jeramy”ごめん、送り返したわ。書いてあった条件と全然ちゃうかったし。何が『新品同様』だよwwww落書き有るし、電池(セーブ用の?)切れてるし。全然新品じゃなかったから送り返したったwwwww"
残念ながら、名前が書かれた『ポケットモンスター 緑』は既に別の人のもとへ渡ってしまったようです。しかしながら、ひょんなことから昔なくしたゲームソフトが見つかるとは、インターネットの驚くべき力を感じるかのようなエピソードとなっていました。
なお、田中さんはこれ以上このゲームソフトを探すことはしないそうで、本人としては「過去に諦めていたもので今更どうこうというのもないですし、片手間にできることは全てやったと思うので後は別に…っていうのが正直な所ですかねぇ。研究等やるべきことも多いですし。」とのことです。