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【レポート】『ポケモンGO』全ポケモン最速制覇のリアルポケモンマスターが来日!

米国で捕まえられる142匹のコンプリート後、大手旅行サイト・エクスペディアのスポンサードで世界各地の限定ポケモンをもコンプリートした『ポケモンGO』プレイヤーのニック・ジョンソン氏。旅の締めくくりとして訪れた日本での記者会見の様子をお届けします。

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米国での『ポケモンGO』配信開始からわずか15日である7月21日に、米国で捕獲できるポケモン全142匹をコンプリートしたことで一躍話題の人となったニック・ジョンソン氏。同氏はその後、大手旅行サイト・エクスペディアのスポンサードを受けて、さらに世界各地の限定ポケモンをゲット。その旅の締めくくりとして、ポケモン発祥の地である日本を訪れました。本記事では、8月8日に行われたジョンソン氏の記者会見の様子をお届けします。

◆旅のあり方が変わる?『ポケモンGO』ブームに寄せる期待


旅の最後に日本を訪れることができて感無量だと語るジョンソン氏。それは、2016年8月上旬現在で実装されているポケモンをいち早くコンプリートできたことはもちろん、世界をめぐる旅への感慨でもあるようです。ジョンソン氏は移動中も飛行機の中で、FaceBookやその他のSNSを駆使してこれから訪れる国のポケモンコミュ二ティを検索。現地で彼らと実際に会うことで友人になったり、(『ポケモンGO』に関する)有益な情報を得られたとのことです。

また、各地でそうした触れあいを持つことで、初めて訪れる旅先でも「一人ではない」という感覚を抱けたとのこと。元々旅行好きであるという氏は、この『ポケモンGO』ブームが、今後の旅行のあり方を変えてくれるのではないか、と期待を見せました。今回日本に滞在するのは数日間とのことですが、それでもポケモンを愛する人の多さと、その愛着のすごさは印象的であったよう。老若男女を問わずさまざまな“仲間”が楽しんでいる姿を見るのは、氏にとっても楽しい経験であったようです。


記者会見では、氏の旅の軌跡をまとめた動画も公開。『ポケモンGO』で遊んでいたら一躍有名人に!?

『ポケモンGO』を遊びはじめてなにか変わったことは?という質問に対しては、前述したような旅先での出会いに加え、体重が10ポンド(約4.5kg)も落ちたと笑顔を見せたジョンソン氏。一週間に約50時間という日々の仕事をこなしながらも、退社~夕食後に毎日6時間~8時間、コンプリートが現実味をおびてきてからはそれ以上の時間プレイしていた日もあったとのことで、それもうなずけます。

氏にとって『ポケモン』は“日本のエンターテイメントに触れる際の入り口”のようなもので、ゲームなら『ファイナルファンタジー』、マンガなら「進撃の巨人」などのような、日本発のコンテンツが、今回のブームを機により関心を向けられるようになるのではないか、グローバルな作品になっていくのではないかと語る姿が印象的でした。


エクスペディアのマスコットキャラクター・エクスベアと

今後の『ポケモンGO』には、伝説のポケモンを捕まえるために大勢の人で協力できるような仕組みや、トレーディング機能の実装などに期待したいとのこと。インサイドでは、そんなジョンソン氏にインタビューすることができましたので、その様子も併せてお届けします。


◆一番好きなポケモンは? ニック・ジョンソン氏インタビュー


――エクスペディアからスポンサードの話がきたとき、どう感じられましたか?

ニック・ジョンソン(以下、ニック):アメリカ以外の地域にしかいない限定ポケモンがいるのは分かっていましたが、自費で捕まえにいこうとまでは考えていなかったので「こんな超現実的なことがあるのか」と、信じられないくらいワクワクしましたよ!

――現在のトレーナーレベルと所属チーム、一番CPの高いポケモンを教えてください。

ニック:トレーナーレベルは昨日32になりました。チームはヴァーラーに所属しています。今、一番CPが高いポケモンはDragonite(ドラゴナイト、日本でいうカイリュー)ですね。数値は2971です。

――『ポケモンGO』の一番の魅力はどこにあると感じていますか?

ニック:世界中のあらゆる場所に住む人々と、このゲームを介してつながることができる、友人になることができる。そうして、ゲームを通じてコミュニティができるところが一番の魅力ですね。

――課金はどのくらいされていますか?

ニック:プレイ開始直後はレベルアップが重要だと考えていて、効率よくトレーナーレベルを上げるために課金をしていました。ですが、今はレベルを上げることはそこまで重要ではないのかなと思っています。使った総額は数百ドルくらいですね。スマートフォンで遊べる他の多くのゲームより、ずっと小額で楽しめるゲームだと思います。

――ポケモンを集めるコツはありますか?

ニック:3ステップ・トラッキング(足あと機能)がなくなってしまいましたからね……本作と同じNianticが配信する『Ingress』と同時に遊ぶのもいいのかもしれません。ポケストップは『Ingress』でポータルとして登録されている場所が使用されていたりしますしね。

――好きなポケモンと、その理由を教えてください。

ニック:Eevee(イーヴィー。日本でいうイーブイ)です。一緒に遊んでいたガールフレンドが、飼い犬にもEeveeと名前を付けていたくらいですよ(笑)。『ポケモンGO』だけでなく、これまでの『ポケモン』すべてに登場するなかで、一番好きなポケモンです。

――今後、新たなポケモンが追加されていくと思いますが、最速を目指し続けたいですか?

ニック:今『ポケモンGO』には世界中の人が関心を向けていますから、今後はもっと難しくなると思います。お約束はできません(笑)。

――日本のポケモンファンにメッセージをお願いします。

ニック:ポケモンを捕まえるために訪れた先で仲間に出会い、彼らと友人になったり、コミュニティができていったりするのが何より楽しいですよね。これはエクササイズをすることが主目的のゲームではありませんが、そうして遊んでいると、健康維持にもひと役買ってくれます(笑)。これからも、ともに楽しみましょう!

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

『ポケモンGO』の開発元であるNianticによる位置情報ゲーム『Ingress』プレイヤーの間では、ゲームのために遠くまで旅行すること(もしくは、その交通費や旅費)を“リアル課金”といったりしますが、それにならうなら“途方もない額のリアル課金のプレゼント”だったというところでしょうか。そんなスポンサードを引き寄せる情熱は感嘆するほかありませんが、それに引きずられすぎることなく、それぞれのペースで楽しみたいですね。
《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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