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『Rez Infinite』がもたらす前人未踏のVR体験...「Area X」&4K版ハンズオンと水口哲也インタビューをお届け

インサイド&Game*Spark編集部は15年の歳月を越えて生まれ変わった『Rez Infinite』と新規エリア「Area X」を体験。筆舌に尽くし難い体験の数々や、クリエイターである水口哲也氏のインタビューをお届けいたします。

ソニー PS4
『Rez Infinite』がもたらす前人未踏のVR体験...「Area X」&4K版ハンズオンと水口哲也インタビューをお届け
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海外では10月13日にPS VRと同時発売となる、エンハンス・ゲームズの『Rez Infinite』。インサイド&Game*Spark編集部は都内某所で開催されたメディア向け体験会に参加し、15年の歳月を越えて生まれ変わった『Rez Infinite』と、新規エリアとなる「Area X」を体験することができました。今作の筆舌に尽くし難い体験の数々や、クリエイターである水口哲也氏のインタビューをお届けいたします。

■完成された『Rez』の映像美は、4Kでさらなる高みへ


2015年12月に米サンフランシスコで開催された『PlayStation Experience』にてその存在が明らかになった『Rez Infinite』。2001年にドリームキャストとPS2で発売され、PS VR対応タイトルとして生まれ変わった今作の体験会は、複数のメディア合同ではなく、1社1社、水口氏が直接対応を行うという趣向で進められました。

まず、水口氏は『Rez Infinite』がPS4 Proでの4K出力に対応したことを明らかにしました。会場に用意されていた4Kモニターに映し出されるゲーム画面は「美しい」の一言。タイトル画面からは、『Rez』と新ステージ『Area X』が選択できるようになっています。また、通常のプレイモードの他に各ステージが選べるトラベリングモードやスコアアタックモードなども実装されています。Xbox360の『Rez HD』にあった、画面比率4:3のオリジナルモードは搭載されていないとのこと。

VRモードへは、メニュー画面ではボタン1つで切り替えることが可能になっています。この仕様については、VRモードでは両目分を描画するため1080p以下の解像度になってしまうので、通常のテレビで1080pの解像度で楽しみたいユーザーへの選択肢として用意されたもの。


GDCでVR版を体験していた筆者ですが、4Kの『Rez Infinite』は初体験。完璧といわれたXbox360の『Rez HD』のグラフィックスを遥かに凌駕する4Kの映像美は、本当に鳥肌が立ちました。シンプルな操作かつ感情を揺さぶる体験はオリジナルそのままに、VR版とはまた違う、モニターに吸い込まれるような感覚を覚えます。

改めて、『Rez』のグラフィックデザインは15年前のゲームであることを全く感じさせないと思い知らせてくれます。まだ『Rez』をプレイしたことがないユーザーにとっては、最高の環境で初めてこの感動を味わえることをうらやましく思う筆者でした。

■意識がどこかへ溶けていく感覚、知っていますか


続いて、初めてゲーム内容が公開される新エリア「Area X」をPS VRでプレイ。「Area X」は最新技術を用いて作られた新たな『Rez』のエリアで、従来のレール型に加えて、360度飛び回ることができるシークエンスが追加されています。そのため、ヘッドトラッキングや右スティックでの方向転換とR1ボタンで前進する操作が追加されています。

さて、「Area X」のゲーム体験ですが、筆舌に尽くし難いとてつもないものでした。新世代のグラフィックスによって新生した『Rez』のビジュアルイメージにVRという没入感がプラスされたことで、これまでにPS VRタイトルを数十本プレイした筆者ですら感じたことがない、未知の感覚に襲われました。


ゲームの流れ自体は、これまでの『Rez』と同じく現れる敵をロックオンして撃つというシューティングですが、オリジナル版で人々を驚かせた「視覚」「聴覚」「触覚」によって生まれる「共感覚」が「Area X」では第2のビッグバンを起こした形でプレイヤーの感覚を揺さぶってきます。宇宙空間のような美しいサイバースペースに流れる最高に心地の良いサウンド、リズミカルなヒット音とともに光の粒子となって消えていく敵たち、そのすべてによってプレイヤーに生じる形容し難い感情が、これまで存在したどんなゲームとも違う体験を与えてくれます。


これまで体験したVRゲームは特定の人物や事象を疑似体験するものでしたが、「Area X」という体験は、意識がゲームの中に溶けていき、まるで自分が光の粒子か何かに変貌してしまっているような感覚を覚えさせます。実際、筆者はプレイ中に、自分がどこにいるかだけでなく、自分の存在自体も忘れ去って『Rez』の世界に没入していました。しかも、プレイ中にさまざまな感情が押し寄せるため、なぜか涙まで出てきていたのです。

プレイ後、放心状態となり水口氏を前にしながら全く言葉が出なくなってしまった筆者。「Area X」による体験は、VRゲームの可能性を改めて実感することとなりました。

次ページ:クリエイターの水口哲也氏へのインタビューをお届け
《Daisuke Sato》

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