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【TGS2016】『乖離性ミリオンアーサーVR』は“格好良く立ちたくなる”VRカードゲーム! RPG世界の「戦闘シーン」に参加してみた

スマートフォンやPS4、PS Vitaにリリースされ、多くの方がプレイしている『乖離性ミリオンアーサー』。その世界観を引き継ぎながらも、新たな体験を味わえるVRコンテンツとなる『乖離性ミリオンアーサーVR』の制作が今月の初めに発表されました。

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スマートフォンやPS4、PS Vitaにリリースされ、多くの方がプレイしている『乖離性ミリオンアーサー』。その世界観を引き継ぎながらも、新たな体験を味わえるVRコンテンツとなる『乖離性ミリオンアーサーVR』の制作が今月の初めに発表されました。

グリーのVRタイトル開発を専門に行うGREE VR Studioが制作を担当し、HTC Corporationが開発協力を行う本作は、『乖離性ミリオンアーサー』のVR化やこれまでイベントなどに出展された体験コンテンツではなく、全てを新たに開発したVRゲームとなります。


2017年春にリリースされる予定ですが、先日行われた東京ゲームショウにて試遊出展を実施。いち早く体験すべく足を運んだHTCのブースでは、体験者の姿とVRコンテンツをリアルタイムに合成して外部モニタに映し出す形で展示されており、通りがかった来場者の多くから関心を集めていました。


今回の試遊版では、仲間を率いてファルサリアに立ち向かうという戦闘シーンが展開。ウアサハに導かれると景色が一変し、静謐な建物の中でファルサリアと対峙することに。挑発するように近づいてくる存在感は、まさにVRならではです。


戦闘に入ると、目の前に5枚のカードやシステムアイコンが出現。使いたいカードに手を合わせ、トリガーを引くことで使用するカードを決定します。その後、手を左右に動かして攻撃対象を選び、トリガーを引くと攻撃対象を決定。その後、攻撃開始ボタンに手をかざしてトリガーを引けば、行動内容が決定するという流れです。

またカードの選択とは別に、攻撃する際には手の中に剣が現れ、敵に向かって一閃。これまでコントローラを剣に見立てて振るうゲームなどはあったものの、VR世界の中で振るった剣がエフェクトを放ち、衝撃波が敵に直撃し大ダメージを与えるという光景は、理屈ではない圧倒的な「手応え」を覚えるほど。これまでコントローラを握って想像していたシーンが、実際に味わえた一瞬でした。


ゲームそのものは、試遊版ということもあり、一般的なカードゲームを思い浮かべてもらえば大きな違いはありません。ですが、やはり大きなポイントは、VRによる臨場感や迫力。特に『乖離性ミリオンアーサーVR』で感じたのは、さきほど感じたこちらからの手応えに加え、敵からの攻撃による衝撃です。


もちろん、物理的な意味で直接「衝撃」を受けたわけではありませんが、凄まじい速度で飛来する攻撃には一瞬身体が固まりますし、派手なエフェクトが立体的に立ち上るその中心にいるというのは初めての感覚。「今までのゲームで主人公たちは、こういう風に攻撃を食らってたのか」と奇妙な感慨も覚えるほどです。

また、もうひとつ自分の中で発見だったのが、このVRを体験している間は妙に背筋が伸びていたことです。普段ゲームをしている時は猫背でモニタを凝視しているんですが、強大な敵がいて、隣で仲間が懸命に戦っている。そんな空間にいると自ずと身も引き締まり、「戦いの場にいてもおかしくない程度」の構えに自然となっていました。(※画像の人物は筆者ではありません)


ちょっと剣を斜めに構えている自分を客観的に見たら、VRゴーグルを着けてカッコつけてる変な人でしょう。でもVR空間にいると、棒立ちのままでいる方がカッコ悪く感じるのです。せっかく「世界」が提供されているのなら、思い切って「乗った」方が絶対に楽しい──そんな気持ちが先に立ち、自然とそれらしい恰好になってる自分。これも、VRが持つ力のひとつなのかもしれません。

VRが与えてくれる世界を認識することで、新たな体験を実感できる。そんな貴重なひとときを味わうことができた『乖離性ミリオンアーサーVR』の試遊プレイでした。RPGの世界にいるという感覚は、ゲームファンならばより刺激的に楽しめる要素と言えるでしょう。この体験をどこまで磨き上げてくれるのか、またゲームとしてどう楽しませてくれるのか。来年春に登場する本作に、充分な期待を抱かせてくれました。今後の続報も実に楽しみです。

YouTube 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=4JzEHh0RIOI

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※ 画像は開発中のもので、実際の内容とは異なる場合がございます
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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