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名作ADVを手がけた自転車創業が、PSVRソフト『星の欠片の物語』を発表! VRの長所と短所をゲームデザインに落とし込む

自転車創業は、PSVRソフト『星の欠片の物語、ひとかけら板』を発表しました。

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名作ADVを手がけた自転車創業が、PSVRソフト『星の欠片の物語』を発表! VRの長所と短所をゲームデザインに落とし込む
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自転車創業は、PSVRソフト『星の欠片の物語、ひとかけら板』を発表しました。

『あの、素晴らしい  をもう一度』や『ロストカラーズ』など、プレイヤーを引き込む物語とノベルゲームを能動的に楽しむ「Advanced Novel Operation System」(通称、ANOS)によって、多くの方々が支持する名作ADVを作り続けてきた自転車創業が、このたびPSVR専用ソフト『星の欠片の物語、ひとかけら板』のリリースを明らかとしました。

これまでにない刺激的な体験や、圧倒的な実在感を味わえると好評を博しているPSVR。待望のリリースを先月迎え、その高い人気によって今も入手が困難なほど。購入者からは、新たなゲーム体験を絶賛する声が多数持ち上がっていますが、いわゆる「VR酔い」や、接続ケーブルによる行動の制限など、今後対応すべき課題もいくつか残されています。


このたび自転車創業が発表した『星の欠片の物語、ひとかけら板』は、VRの長所である圧倒的な視覚体験のみならず、現在のVR体験が抱えている短所にも注目しており、「直感性が悪く、操作がもどかしい」という点を「ヒロインと視線を交わして動いてもらう」というゲームデザインに落とし込み、そのもどかしさをゲーム性に加えるというユニークなアプローチを行っています。

さらに、接続ケーブルによる行動制限を踏まえ、「プレイ ヤーはその場から動けない設定」とゲーム内で定めるなど、「VRで出来ない事」をそのまま「ゲーム内で出来ない事」とすることで、システム上の制限を違和感のない体験に置き換えます。

また本作は、謎を解くためにヒロインやギミックなど、複数の対象の距離を意識的に見分けないと進めない状況が設定されるため、この仕組みにより「VRでプレイする事に意味と価値のある体験」を味わうことができます。


このように、VRの長所と短所に対して大胆に向き合い、いずれも「特徴」として盛り込んだ『星の欠片の物語、ひとかけら板』。その個性溢れる取り込みは自転車創業らしさに溢れており、設定・シナリオ・ゲームデザインともに、VRだからこそ生まれた要素が結集された一作となります。

本作の発売時期は2017年早春を予定していますが、リリースに先駆け、11月13日に開催される「デジゲー博」(http://digigame-expo.org/)のA-06abにて、体験会を実施します。自転車創業の新たな挑戦に興味がある方は、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

企画・設定・シナリオ・ゲームデザイン・レベルデザイン・スクリプト:かざみみかぜ、
開発:フォージビジョン株式会社
キャラクターデザイン:玉岡かがり
音楽:水野裕之
コンセプトアート:irohamu
キャラクターモデリング:ヒノイチ
オブジェクトモデリング:ばね@まじめもでら
キャラクターモーション:ポンポコP
声の出演:阿部里果(VIMS)
声優協力:アーツビジョン株式会社
パブリッシャー:メディアスケープ株式会社
著作:(資)自転車創業
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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