
JAEPOと初の同時開催となり、例年以上の規模で展開した「闘会議2017」。その2日目となる2月12日の「熱っ!セガアプリステージ」にて、パズルRPG『ぷよぷよ!!クエスト』の「タイムアタック&バトル選手権 闘会議cup」が開催されました。
このイベントに集う参加者の中で、最強の『ぷよクエ』プレイヤーは一体誰なのか。その頂点に輝く者を決めるべく、まずは朝10時より予選が開始され、その激戦を勝ち抜いた16人の猛者が、13時30分より幕開けした本戦トーナメントに駒を進めます。

本トーナメントはセガステージにて実施され、『ぷよぷよ』シリーズ総合プロデューサー・細山田水紀氏が登壇。対戦中の解説も務め、会場をより大きく盛り上げます。

「同じ色のぷよを4つ揃えると消える」というシリーズの基本ルールに則りながらも、『ぷよクエ』ならではの要素も数多くあるため、どれだけ『ぷよクエ』をやりこんだのかが問われます。また、細山田氏いわく、「ぷよクエの総合力が問われる」とのこと。地力の高さが勝敗の決め手となるのでしょうか。


まず幕開けを飾ったのは、予選を1位で勝ち抜いた「みや」さんと、予選16位の「HND」さん。みやさんが7連鎖を繰り出し、予選成績の高さを伺わせる手際を見せますが、HNDさんも負けておらず、連鎖で対抗。試合の後半では、みやさんが「だいれんさチャンス」からの全消しを繰り出すものの、試合状況は互角な戦いが続き、最終的にはHNDさんの逆転勝利という波乱の試合となりました。


2試合目は、予選7位の「あお」さんと、予選10位の「みにぴか」さん。開始直後から連鎖同士がぶつかり合い、こちらも激しい攻めの応酬に。この試合でも全消しが飛び出し、これが戦局の後押しとなってみにぴかさんが勝利を勝ち取りました。1試合目に続いて、予選順位の低かったプレイヤーが上位選手に勝つという、下克上な展開を迎える形に。


その展開に待ったをかけたのが、3試合目。予選3位の「ブレーキ」さんが、予選14位の「†ww8†」を下す結果に。ちなみにこの両者はお互いマスクを着用していたため、中継を見ていたユーザーからは「マスク対決」といったコメントも飛び出しました。


4試合目では、ここまでの選手で初となる女性プレイヤー「カンナ」さんが登場。予選を5位で勝ち抜いた彼女は、過去にも『ぷよクエ』大会に出場した経験を持ち、細山田氏の「見覚えがあります」といったコメントも。対する相手は、予選12位の「せれすと」さん。試合はカンナさんが5連鎖を決めて序盤のペースを掴み、一進一退の場面を見せつつも、せれすとさんが後一歩及ばずという結果に。
「今回こそ優勝します」と宣言するカンナさんと、「初参加でしたが、精一杯やったので悔いはありません」とのコメントを残すせれすとさん。「高校野球を見ているような爽やかなコメントです」と、登壇者から賞賛が上がる場面もありました。


1回戦も折り返し、いよいよ5試合に。予選2位の「早苗」さんと予選15位の「ロゼ」さんが対決しました。序盤は7連鎖や5連鎖を決めたロゼさんがペースを握るものの、早苗さんも全消しで対抗。接戦ながらも、早苗さんの勢いが勝りました。


続いての6試合目は、予選8位の「くろえ」さんと、2人目の女性プレイヤーとなる予選9位の「ももやまアルプス」さん。くろえさんは夜勤明けという厳しいコンディションでの参加でしたが、試合は非常に緊迫した展開を遂げ、全消し同士がぶつかった場面も。この激戦を制したくろえさんは「眠気が吹き飛びました」と、次の戦いへの意欲を顕としました。


7試合目は、予選4位の「ISG」さんと、予選13位かつ女子プレイヤー3人目の「boso」さん。互いに素朴な雰囲気を感じさせながらも、試合は苛烈なものとなり、4連鎖を繰り出すと6連鎖で切り返し、しかし5連鎖で反撃するといった熱い場面も。最終的には、全消しも交えたISGさんに勝利の女神が微笑みました。

そして1回戦最後の試合は、予選6位の「ヘガガガ」さんと、4人目の女性プレイヤーかつ予選11位の「アクア」さん。ヘガガガさんは、闘会議の会場に来る際に罰金を取られてしまうアクシデントがあったと告白し、「(罰金を取られたので)元を取りたい」と、一味違うモチベーションを伺わせます。

その意気込み通り、序盤から6連鎖を放つ勢いを見せますが、アクアさんも容易にリードは許さず、むしろ序盤はアクアさんが一歩先んじます。しかし、ヘガガガさんが更に6連鎖や全消しといった反撃を見せ、紙一重ながらもアクアさんを下しました。こうして、準々決勝に進む8名が決定しました。