4月3日付で修正された業績予想では、売上高/営業利益/経常利益いずれも下方修正。コーエーテクモによると、2月に国内外で発売した『仁王』は、発売から2週間で販売本数100万本を突破し、グローバル戦略における新規IPの立ち上げに成功したほか、スクウェア・エニックスと共同開発したモバイル向けゲーム『DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA』のセールスも好調に推移しているとのこと。
しかしながら『よるのないくに2 ~新月の花嫁~』『進撃の巨人 死地からの脱出』の2タイトルがクオリティアップのため発売を来期に延期し、『拡張少女系トライナリー』『討鬼伝 モノノフ』『三國志レギオン』等のモバイル向けゲームの配信も今期末または来期へずれこみました。さらに3月末に発売された『無双☆スターズ』の販売が想定を下回り、売上高、営業利益の当初予想を下回る見込みだそうです。
ただし、営業外損益は有価証券売却益の増加により想定を上回る見通しのほか、当期純利益も当初予想を上回る見通し、と伝えています。なお、前年(平成28年3月期)の業績と比べると、今回の業績予想は売上高/営業利益/経常利益は下回っているものの、純利益は上回っているようです。
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