
バンダイナムコエンターテインメントは、『CODE VEIN(コードヴェイン)』を発表しました。
同社は先日、新プロジェクトのティザー映像を公開。妖しく荒廃的な雰囲気を醸し出す映像に多くのゲームファンが関心を寄せましたが、その詳細を明かす待望の続報がこのたび到着しました。

本作『CODE VEIN』は、崩壊した近未来を舞台に、強敵が待ち受ける広大なダンジョンへ仲間キャラクターと共に挑むドラマティック探索アクションRPGです。プレイヤーは「吸血鬼(レヴナント)」の一人となり、敵から奪った血を消費して発現する能力「錬血」を駆使しながら、死地の果てにある真実を求め、ダンジョンへと挑みます。

探索時にはバディを一人選んで一緒に探索をすることが可能で、連れて行けるバディは物語の進行とともに増えていきます。バディとダンジョンに挑む中で、共に恐れおののき、共に支え合い困難を乗り越え、辿り着いた未知の光景に共に感動する、かつてないドラマティックな探索を楽しむことができます。
発売は2018年を予定しており、プラットフォームや価格も未定ですが、本作が放つ個性的な世界観や、吸血鬼たちが持つ独自の装備「吸血牙装」などの情報も判明しているので、まずはこちらをチェックしながら、続報の到着を楽しみにしておきましょう。
■崩壊した近未来を舞台に繰り広げられる吸血鬼(レヴナント)たちの物語

決して遠くない未来、世界は唐突に崩壊の時を迎えた。「審判の棘」に貫かれて地殻は無残に裂け、繁栄の象徴たる人類の建造物が墓標のように佇む。そこには、吸血鬼(レヴナント)と呼ばれる者たちがかろうじて生き延びる、「ヴェイン」と呼ばれる閉鎖社会があった。
滅びに抗うために人であることを棄てた吸血鬼(レヴナント)達。彼らは超常的な力の代償として人としての記憶の大部分を喪いながらも、血を吸うことでかろうじて人間性を保ちつづけている。血の欠乏は、彼らを人の心を喪った堕鬼(ロスト)へと変貌させてしまうのだ。

無数の堕鬼(ロスト)達が跋扈し、血の渇きをかきたてる瘴気が蔓延する閉鎖世界で、吸血鬼の仲間と共に、血と真実を求めての探索が始まる。この世界に出口はあるのか…? 自分たちは何故生まれたのか…?
彼らの絶望的な旅は、やがて「ヴェイン」に眠る巨大な秘密へと繋がっていく。
■崩壊した世界に生きる吸血鬼(レヴナント)たち

決して遠くない未来。「審判の棘」に貫かれて地殻は無残に裂け、崩壊してしまった世界。「ヴェイン」と呼ばれる閉鎖社会で、吸血鬼(レヴナント)たちがかろうじて生きのびていた。
閉鎖された世界の中で生きる吸血鬼(レヴナント)。彼らは超常的な力の代償としてヒトとしての記憶の大部分を喪いながらも、血を吸うことでかろうじて人間性を保ちつづけている。
■堕鬼 -ロスト-


血が欠乏し、人の心を保つことができずに異形と化した吸血鬼のなれの果て。決して満たされることのない血の渇きの苦しみから逃れるべく、新たな血を求めて永遠に世界を彷徨い続ける。
■吸血牙装 -ブラッドヴェイル-

吸血鬼(レヴナント)たちは独自の装備-吸血牙装(ブラッドヴェイル)-を用いて敵の血を奪う。

通常は防具としての側面も持つ衣服の形状をしているが、吸血時には血を奪うための吸血機構が露出し、さらに使用者の口元を禍々しいマスクで覆う姿へと変貌する。吸血機構で得られた敵の血は、牙装内のパイプを通り、使用者への口内へと運ばれる。
■吸血牙装の一例




ロングコートのような形状をした吸血牙装は、サソリの尾のような吸血機構を持ち、ロングレンジからの吸血攻撃が可能。




ガントレットのような形状をした吸血牙装は、巨大な爪状の吸血機構で敵を貫く。リーチには欠けるものの、近接戦でのスピーディな立ち回りからの吸血を得意とし、その対応力は高い。
■錬血

吸収した敵の血を用いて様々な戦闘効果を発現する、レヴナントの特殊能力。敵への直接攻撃、自己強化、敵の弱体化など、その効果は様々である。探索の中でどのように敵の血を奪い、どのように錬血を用いるか、がダンジョン踏破の鍵となる。
■吸血鬼(レヴナント)の武器


剣や銃剣、斧槍など、それぞれ個性的なアクションができる武器の中から、プレイスタイルに合わせて選択することができる。吸血牙装(ブラッドヴェイル)との組み合わせによって、自由度の高い戦闘スタイルの構築が可能。



■旧市街地

巨大な「審判の棘」に貫かれ崩壊した旧市街地。空中に突き上げられたビル群が人類の墓標のように佇む。多くのガレキが散乱しているため死角が多く、物陰からの奇襲に注意しながら進む必要がありそうだ。
■巨大な洞窟

地下に広がる巨大な洞窟。地殻を貫いた棘が放つ光が、悲しくも美しい景観を作り出している。暗闇の中での探索には多くの危険が待ち受ける。僅かな光を頼りつつ、足元を確認しながら慎重に進んでいく必要がありそうだ
■地下建造物

かつて人々が慌ただしく行き交った地下建造物も、今や堕鬼(ロスト)達の住処と成り果ててしまっている。堕鬼(ロスト)の虚ろな瞳は暗闇の奥から侵入者を捉えつづける。複雑に入り組んだ構造の中、道しるべのように焚かれた火は、探索の助けになるのか、それとも罠か。
■山岳地帯


氷に閉ざされた険しい山岳地帯。まだ見ぬ山頂にはどんな光景が広がっているのか。雪庇や隘路など、常に滑落の危険が付きまとう。堕鬼(ロスト)と戦闘を行う場所の選定が重要だ。
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『CODE VEIN』は2018年発売予定。価格は未定です。なお、本作のTwitterアカウント(https://twitter.com/CODE_VEIN)も稼働を開始しています。
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