
トイロジックが開発・運営を行うスマートフォンアプリ『八百万クエスト』。プレイヤーが外を歩いて遊ぶ、新感覚のリアルお出かけ位置情報RPGである本作について、メディア向けの体験会が行われました。体験会は、プロデューサーの村田 克己氏とディレクターの森 創平氏によるプレゼンテーションと、『八百万クエスト』のハンズオンという構成でした。


それでは、『八百万クエスト』の魅力を紹介します。本作はプレイヤーの街が冒険の舞台になる、新感覚の位置情報RPGです。クエストを受注すると、プレイヤーがいる場所から1.5km四方にプレイエリアを生成し、マップ上にキャラクターや宝箱などが配置されます。そして、特定の場所を巡りながら、敵と戦ったり採集ポイントでアイテムを獲得しつつ、目的を達成していくというゲームです。


地図情報はゼンリンとタッグを組み、道さえあれば日本全国でプレイができるのも魅力です。特定のランドマークに宝箱が置かれるのではなく、地図上の道を判別してランダムにアイテムや採集ポイントが配置されるため、家の近所に道しかない場所でもしっかり遊べるそうです。


現実とゲームを融合させたいという狙いがある本作。没入感を高めるためのこだわりとして、キャラクターと会話をして依頼を受け解決するといった、RPGらしい一連の流れが、現実の世界を舞台に味わえるように作られています。バトル・育成に加え、採取・買い物・宝箱といったやりこみ要素満載のコンテンツも収録。すべてのアクションがシンプルな操作で行えるため、安全に楽しめる点も魅力ですね。


冒険には、メインストーリーが展開する「ひとりで冒険」、自由に遊べる「ぶらり探索」、マルチプレイが楽しめる「みんなで冒険」があります。ぶらり探索では、訪れた宿屋でちょっとした会話イベントがあるなど、サブクエストも楽しめるとのこと。
また、ひとつの冒険中の移動距離、1日の移動距離、累積の総移動距離など、歩くゲームならではの移動距離表示がなされており、目標や達成感を感じられる仕組みが用意されています。消費カロリーも表示されているので、プレイヤー情報に体重を入力すれば、より精度の高い表示が期待できますよ。2~4人のマルチプレイでは、協力して宝箱を開いたり、アイテムを集めたり、強敵に挑んだり。現実世界でもRPGらしいパーティプレイが楽しめるようです。


キャラクターは、織田信長、坂本龍馬、金太郎、ぶんぶく茶釜など、日本ゆかりの武将・偉人・妖怪・昔話が150キャラ以上登場します。また、マップ上に出現するキャラクターたちと、さまざまな方法で「ご縁」を深めると「ご利益」を獲得できます。さらに、たとえば桃太郎・金太郎・浦島太郎のご利益を集めると、ダメージが2%増加する「三太郎」が発動するなど、特定のご利益を組み合わせることで発動する恩恵も。組み合わせは43種類もあり、史実や民話に関わるものだけでなく、自然や武器など独自のつながりで発揮される場合もありました。効果はどんどん蓄積されていくので、いろいろなキャラクターとご縁を結んでいきたいですね。

なお、リリース時に登場するキャラクター数はバトルキャラクターが132体。イベントは月単位で行われ、月の後半になると新たな展開が発生するものを予定しているとのことです。イベントをたくさんプレイするとポイントが蓄積され、「姫神」というバトルに参加せず応援してくれるキャラクターがもらえるようですので、どんどんイベントに挑戦しましょう。

以上、新感覚のリアルお出かけ位置情報RPG『八百万クエスト』のハンズオンレポートでした。RPGの冒険を現実で体験できるようなゲームシステム、誰もが一度は目にしたことがある有名な日本のキャラクター・人物たち、そして日本全国でどこでも楽しめる遊びやすさが魅力の本作。また、絵巻物のように華やかなインターフェースは、和風な音楽と合わせて独特の異世界感を醸し出していました。注目のおでかけRPG『八百万クエスト』のリリースは、2018年2月1日です。
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