本作は、崩壊した近未来「ヴェィン」を舞台に、吸血鬼(レヴナント)と呼ばれる者達の活躍を描いたアクションRPGです。数々の強敵と危険に満ちている広大なダンジョンを、パートナーとなる“バディ”と共に挑戦していきます。
今回は、ストーリーの鍵になるであろう重要キャラクター「クイーン」の詳細や、主人公の過去に何があったのかなど、様々な新情報が公開されています。
◆新フィールド「軍事研究施設 外部」

クイーンの攻撃により、何人ものレヴナントが倒されていった場所であり、所々に突き刺さる白い棘はその攻撃の名残り。クイーンの暴走により、施設としての機能は崩壊しており、周囲では炎と黒煙が立ち上り、断続的に堕鬼との激しい戦いが続いている。

世界を崩壊に導いた「審判の棘」とクイーンの攻撃により、施設とその周辺は壊滅的な打撃を受けており、建物の内外には、クイーンのしもべとなった堕鬼たちがひしめいている。中でも「女王の尖兵」と呼ばれる堕鬼は、片手剣を扱うタイプや斧槍を扱うタイプが存在し、錬血をも使いこなす強敵だ。

最後には、フィールドのボスとして、「女王の騎士」が主人公たちの行く手を阻む。
◆クイーン討伐戦と主人公の過去

暴走したクイーンを倒すため、多くの吸血鬼(レヴナント)が戦士として投入された「クイーン討伐戦」に、主人公は戦士として戦いに参加。その後、幾度目かの再生を経て、その戦いぶりが高く評価された主人公は、ジャックのパートナーとして行動することとなる。

クイーンの侵攻を食い止めるべく、ジャックと共に軍事研究施設へ向かった主人公は、クイーンと対峙するも、強大な力の前に苦戦。そんな中、グレゴリオ・シルヴァが駆けつけ、錬血による防壁でクイーンの攻撃を防ぎ、2人を援護。

シルヴァの援護により攻勢に移った2人でだったが、その戦いの中で主人公のマスクが外れ、瘴気を吸い込んでしまうことに。

何とかクイーンの撃破に成功したものの、主人公の堕鬼化が進行。堕鬼化から救う手だてはないと判断したジャックの手によって心臓を貫かれ、谷底へと落下してしまう…。


今回公開されたこのシーンは、『CODE VEIN』の2nd Trailer内でも流れていた場面だと思われます。
YouTube:https://youtu.be/ds3q2woSKuE
◆瘴気とヤドリギ
■瘴気

クイーンの周囲に発生する「瘴気」を吸ってしまうと吸血鬼達は激しい血の渇きに襲われ、堕鬼化の危険にさらされます。そのため、戦いにおいては瘴気を浄化するマスクを常に装備する必要があります。

■ヤドリギ

活性化させた「ヤドリギ」には、周囲の瘴気を浄化する効果と共に、霧散した吸血鬼の肉体をこの世界に繋ぎ止め、再生する能力を持っています。吸血鬼たちにとってはまさに命綱となる存在です。

◆新キャラクター
■カレン(CV:原 由実)

Q.U.E.E.N.計画に協力していた研究者の一人で、ルイの姉。クイーン暴走時に死亡するが、すぐに吸血鬼として蘇生。討伐戦にも参加し、死に戻る吸血鬼の保護監視役を務め、戦いをサポートしていた。
不死の存在である吸血鬼(レヴナント)たちは、クイーンとの戦いで何度も倒され、何度も蘇る。蘇生したレヴナント達を迎え、ケアやメンテナンスを行い、戦闘をサポートするのが彼女の役目。

■クルス・シルヴァ(クイーン)

Q.U.E.E.N.計画の被験者となった少女。ルイのスクールメイトであり、グレゴリオ・シルヴァの娘。皆を助けたいとの思いから、つらい実験にも耐えてきたが、成功をしない重圧の中で、些細なすれ違いから暴走。破壊の権化となった。

◆キャラクターたちのバディ特性
■ミアのバディ特性

ミアは敵と距離を取り、銃剣での射撃をメインに戦いつつ、吸血や錬血の性能を強化することでプレイヤーをサポートしてくれます。他バディと比べてやや打たれ弱いので、サポート能力を活かしてプレイヤーが積極的に敵を倒していくのがおすすめです。また、ボス戦ではサポートだけではなく攻撃系の錬血「ガードオブオナー」で大ダメージを狙ってくれることもあります。
●共錬血:トランスタイム
ミアが同行している場合に使用できる共錬血。一定時間、近接攻撃力を犠牲にすることで錬血使用時の消費冥血を減少させます。これにより、消費冥血の多い高威力の錬血を効率的に使用することが可能となります。
●ミアが使用する錬血例
・血喰いの太刀
一定時間、自身と同行者の武器攻撃による吸血性能が増加する。
・ガードオブオナー
生成された複数の氷柱が時間差で標的に飛翔する。

■ヤクモのバディ特性

ヤクモは敵に積極的に接近し、両手剣でダメージと怯みを取るアタッカーです。両手剣による攻撃の隙をプレイヤーがフォローできるとより効率よく戦うことができます。他のバディと比べて体力が高く、敵の強力な攻撃にも耐えやすいうえ、攻撃や防御の性能を強化する錬血を使用してプレイヤーをサポートしてくれます。ヤクモの特性を生かして、プレイヤーが後方からの攻撃に特化するという戦術も可能です。
●共錬血:ルピナスライブ
ヤクモが同行している場合に使用できる共錬血。一定時間、回避速度を犠牲にすることでガード時のスタミナ減少量を軽減させ、さらにガード後の一撃のみ与えるダメージを増加させます。これによりガード性能が上昇し、敵の攻撃にもひるまず、攻撃できる間合いを維持することができます
●ヤクモが使用する錬血例
・穢血の護り
冥血を限界まで凝縮させることによって自身と同行者の周囲に、一度だけダメージを大幅に軽減するバリアを生成する。この錬血は、強力な一撃を繰り出す敵との戦闘で特に有効となります。
・フラッシュファング
錬血発動後の一撃のみ、攻撃力が増加する。

■ルイのバディ特性

ルイは近接戦を主体としつつ錬血でも攻撃するバランス型です。敵と適度に間合いを取り、攻撃スピードの速さを活かしたヒット&アウェイで立ち回るため生存能力が高いです。コンボ時の攻撃能力を上昇させる錬血「ブレードダンス」で自身を強化するので、プレイヤーはひるませやすい攻撃を使うことで、その効果をより発揮できます。さらに、ルイは集中状態時、自身の攻撃に「スロウ」の状態異常効果を付与させます。ルイの攻撃の手数が増えれば一気に敵を弱体化させ、有利に戦うことが可能となります。
●共錬血:ファントムゲイン
ルイが同行している場合に使用できる共錬血。一定時間、防御力を犠牲にすることで攻撃力が増加し、さらに回避行動が変化する。
●ルイが使用する錬血例
・ブレードダンス
一定時間、敵にダメージを与える度に攻撃力が増加する。

◆マルチプレイ

瘴気が蔓延し数多くの堕鬼が蔓延る霧の牢獄では、吸血鬼同士の相互扶助が公式に推奨されており、他のプレイヤーと共に探索を行うことができます。

救援が欲しいエリアで救難信号を送ることで、条件を満たしたプレイヤーが助けに入ってくれます。救援に来るのはプレイヤーキャラクターのみえで、自身のバディはそのまま同行。バディが使用した錬血は救援に入ったプレイヤーにもその効果を及ぼします。

■コミュニケーション

本作では、「ジェスチャー」「スタンプ」「ボイス」を自由に組み合わせて、自分だけのエモーションを作ることが可能です。


作成したエモーションは複数の種類をパレットに保持しておくことで、フィールド内やバトル中などで即座に呼び出すことができます。

『CODE VEIN』は2018年発売予定。価格は未定です。
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