
東京都東大和市にて開催される「第7回 うまかんべぇ~祭」。そのプレイベントとして3月4日に実施された「うまフェス2018」に、iOS/Android『ららマジ』が出展。会場である「東大和市民会館 ハミングホール」にて、「ららマジ 器楽部会議 in ハミングホール」が開催されました。本稿では、そのレポートをお届けします。


まず最初に、『ららマジ』と「東大和市」の関係について説明しておきましょう。『ららマジ』では、架空の都市である「東奏市」を舞台に物語が進んでいきますが、実はモデルとなった都市があり、それが「東大和市」なんです。いわゆる“聖地”というやつですね。それが縁となったのか、実際に東大和市とタイアップし、観光振興を目的とした舞台探訪マップを公開しています。


今回のイベントでも、後述のリアルイベントに加えて、ホール内のグルメコーナーにブースを出展。キービジュアルのパネルやチューナーズノート(設定資料集)の販売、イベント限定ステッカーの配布などを実施。ステッカーは筆者が現着したころにはすでになくなっており、手に入りませんでした。悲しかったので、現地で「うまフェス参加記念召喚」を2回ほど回したところ、蒼先輩が来てくれました。嬉しい。

そんな縁深い土地で実施された「ららマジ 器楽部会議 in ハミングホール」では、小澤亜李さん(瀬沢かなえ役)、田辺留依さん(神代結菜役)、高木美佑さん(卯月幸役)、長縄まりあさん(三嶋蒼役)、小岩井ことりさん(伊藤萌役)の5名が登壇(ゲーム的には珍しい組み合わせ!)。しばらくぶりの『ららマジ』リアルイベントということで、会場には筆者含め多くのチューナーたちが集まっていました。
器楽部会議は軽めのトークから。『ららマジ』といえば楽器ということで、音楽関連のお話から。今回登壇されたメンバーの中には、作詞家・作曲家としても活動している小岩井さんなどのガチな方から、学生時代にやっていたというようなユルめの方まで、意外にも(?)楽器経験者が多数いたようです。

続いて、Twitter上で行われていた「東大和市でロケハンキャンペーン」の結果発表が行われました。このキャンペーンは、前述の「舞台探訪マップ」公開を記念して実施されていたもので、ゲーム内のARカメラ機能「おでかけ」を利用し、東大和市内で次なるロケ地候補を撮影するというもの。グランプリに選ばれたロケ地は、今後ゲーム内に登場する予定です。

結果発表では、Twitterに投稿された作品から最終候補に残った5つがノミネートされ、会場の観客たちの拍手によってグランプリが選ばれます。ノミネートされたのは、「野火止用水」「鹿島橋」「狭山緑地フィールドアスレチック」「幸右衛門茶舗 本店」「旧日立航空機立川工場変電所」という地元の方にはおなじみかもしれない5箇所。結果はここでは伏せさせていただきますが、筆者は「旧日立航空機立川工場変電所」に投票。蒼先輩が写ってたので…。ちなみに、声優さんたちはロケ地でどんなデートをするかという話題で盛り上がっておりました。


結果発表のあとは「第1回『ららマジ』東大和市クイズ王決定戦」が行われました。ゲーム内では描かれず、チューナーズノート(設定資料集)にしか記載されていない“ホニャの裏設定”についてや、東大和の名産品に関する問題が出題。特に、東大和市のキャラクター「うまべぇ」のイラストを描く問題では、5名の力作が披露され、いろいろな意味で会場が沸いていました。

そして、イベントの後半はチューナー待望の朗読劇。メインライター・西村悠氏書き下ろしのシナリオは、チューナーが器楽部に入る少し前のお話。蒼、結菜、萌、幸、かなえの5人が織りなすのどかな日常が、ボイスドラマとして披露されました。詳しい内容については伏せさせていただきますが、筆者的には結菜先輩と幸の絡みが尊かったなと…。ゲーム内では今のところあまり絡みがないので、新鮮でした。


おとなしめながらも一生懸命。意外にも虫は平気
最後は、『ららマジ』最新情報として、メインストーリー第11幕第3場の配信日やホワイトデーイベント、3月のお誕生日キャラの紹介がされました。そして最後に、第12幕のメインキャラクターがサプライズ気味に発表。勘のいいチューナーはお気づきかもしれませんが、今回登壇した声優さんが演じるキャラの中には、唯一調律されてないキャラがいます。それが高木美佑さん演じる卯月 幸です。そう、第12幕は幸の調律に挑むことになるのです。これには会場のチューナーたちも歓喜。ちなみに、ノイズの影響とのことですが、“幸が学校をサボってチューナーと出かける”というシチュエーションがあるそうです。これは楽しみです。

なお、今回のイベントの様子は、3月9日よりインターネットラジオステーション<音泉>にて配信予定です。ロケハンキャンペーンのグランプリやクイズ王の結果、そしてボイスドラマは、配信後にこちらからお楽しみください。
<音泉>サイト