
専用のダンボールでピアノや釣竿を組み立てて、Joy-Conやニンテンドースイッチ本体をセットする事により、音が鳴ったり動いたりする電子玩具に早変わりする不思議なゲーム『Nintendo Labo』。今回プレイするのは、そのシリーズから発売された、ロボットを作って遊べる『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』です。
僕もどういう仕組かよくわかっておりません!

ニンテンドーダイレクトで本作が初めて発表された時……
よくわからないながらもめちゃくちゃテンションが上がったのを覚えてます。

そして、発売日の2018年4月20日…… ゲットしたぜ!ウッキウキおじさん。
■ぶきっちょおじさんのToy-Con工作スタート!

早速開封してみると

ゲームソフトとダンボール・パーツ類がぎっしり詰まっており「対象年齢低そうだし30分くらいでパパッと作り終わるんじゃねえの?」と予想していたのだが、これは意外と本格的工作の予感。
おじさん、ぶきっちょだから工作とか苦手なんよね……そういやプレイ絵日記の連載を始めてから「英語がわからん」やら「ホラーが苦手」やら、何かにつけて出来ない出来ないって言ってるよな。僕に得意なものってあるのかな……

薄ら暗い気持ちのままToy-Conの組み立てスタート。

紙の説明書は一切なく、ゲームを起動すると動画で説明してくれる。
動画はボタンを押している時だけ再生されるし、巻き戻しもスムーズ。さらにスティックを動かせば、完成図が360度クリクリ回転出来るので非常にわかりやすい。ありがたい……パーツも指で押すだけで簡単にダンボールから切り離せる。助かるわ……

バイザーの完成。折り曲げて穴にはめるだけの簡単組み立て。

なにかよくわからないけどでっかいパーツ。

細かいパーツ類を作り

それらを組み合わせて……

バイザーとランドセルみたいなToy-Con、完成~!
写真を撮ったりスクリーンショットを撮ったりしながらチンタラやっていたので2時間半くらいかかったけど、ぶきっちょおじさんでも完成出来たぞ!
普通の大人がちゃんとやったら多分1時間ちょっとで終わるはず。
■さあ早速遊ぼう!装着、ロボットおじさん

バイザーを被り、ランドセルみたいなやつを背負う。

怪奇!中年小学生、爆誕……!!
実際に背負ってみて、ダンボール、これ結構しっかりしてるな。がっしり感がロボっぽさを後押ししている。

腕の部品を引っ張ると

パンチ。

足を上げると

前進する。
そして両腕を広げると……


飛行モード!

そしてしゃがむと
車モード!

さらにしゃがんだ状態で両腕を突き出すと
ミサイルが撃てるぞ!

ふと窓を見てみると……ランドセルを背負った中年男性の姿が写り、ちょっと我にかえる。
35歳児……
本作には、ロボットになって街をぶっ壊すモードのほかにも……

ミッションをクリアして新しい技を習得したり

ロボットのパーツカラーを編集したり

腕・足・頭を動かした時に鳴る音を自由に編集出来る、なりきりモードがある。

全身から変な音が鳴るおじさん。
■難しい事わからんおじさんでも「わかるモード」

わかるモードでは、Toy-Conの仕組みやデコレーション方法、壊れた時の補修方法が学べる。これまで動画の指示に従うまま漠然と作っていたけど、動く仕組みや内部構造が気になったので、ランドセルの蓋を開けてゲーム画面を確認しながら中を見てみる。

は~。これ引っ張るとこのアレが反応してそーなんのね。ほーほー。
こういう内部構造見てるとついつい分解したくなっちゃうよね。

「グラ◯プラー刃牙」に出てきたジョイント・フェチみたいな事を言うおじさん。
組み立てたToy-Conは、ダンボールにしては結構丈夫なのだが、流石に踏んだりしたら壊れちゃうわけで。壊れやすい反面、テープや身近にある物で補修可能で、そこからまた新たな遊び方の発見に繋がるかもしれない。
さあ、世界の子供たちよ!柔軟な発想で新しい遊び方を示してくれ!(僕は頭の固い中年なので、特に何も思いつきませんでした)
「これが子供の頃にあったらめっちゃ楽しいだろうなあ」としみじみ思いました。まあほら僕はもういい大人だし、そんなはしゃいだりは、ねえ……

そう言いつつも、Amazon限定特典として付属されるダ〇ボーのお面を付けて大はしゃぎしていたおじさん。
ロボットを動かすのも楽しかったですが、パーツを組み立てている時がめっちゃ楽しかったです。組み立てにハサミや糊は一切使わないし説明動画もわかりやすいので、小さなお子さんでも作れますし、完成品が結構でっかいので作った達成感も半端ないです。「工作が苦手だ」という僕みたいな人にこそおすすめしたいゲームです。
任天堂が発売する『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』の価格は、7,980円+税です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。