◆戦略の確立がカギを握るバトルシステムとは
ここからは『Sdorica』のゲーム性をご紹介していきます。
本作では、前・中・後列の3列と、そしてアドバイザーにひとりずつの計4人のキャラを配置したチームでバトルに挑んでいきます。


またプレイヤー同士で連携するギルドシステムも採用されており、加入者は同じギルドのメンバーが設定したキャラを含んだ編成で挑むことができます。
ギルドに入っているとメンバー同士でコミュニケーションをとれたり、無料で入手できるアイテムもあったりと様々な特典がもらえます。Cygamesの『グラブル』をやっている方は、同作における騎空挺のシステムのイメージでOK。

そして実際のバトルについてですが、『Sdorica』では自軍と敵が交互に攻撃を繰り返し、先に全員の体力を削り切ったほうが勝利というターン管理制で進行していきます。
その際、こちらから攻撃を繰り出すために必要となってくるのが、“ソウル”の組み合わせ。
前列のキャラはオレンジ、後列のキャラはホワイトと、各列のキャラによって該当するものが異なるソウルがバトル開始時に表示されます。
1つタップすることでも攻撃や支援タイプのスキルを発動できますが、同色のソウルをスライド操作し、縦か横に2つ、あるいは正方形状に最大4つを組み合わせたほうがより強力なアクションを行えます。

また、キャラはそれぞれ消化したソウル数によって異なるスキルを持っていことも重要。
たとえば後列に配置できるアンジェリアの場合、ソウルを1or2個消した場合は味方を強化するだけですが、4個消化に成功すればさらに対象キャラのスキルを誘発することができます。


ソウルを消化した後は、そのぶんだけ左にスライドし新たに出現したソウルをまた組み合わせていく、パズルゲームのようなシンプルなつくりのバトル。
ただ、どんなスキルを持ったキャラのチーム編成でいくのか、そしてバトルがスタートしたらソウルの配列を見て攻撃の順序をどう組み立てるのかと、勝利のための思考力が試される『Sdorica』では、深い戦略の構築を楽しむことができますよ。
◆ゲーム好きもアニメ好きも気軽に楽しめる一作!
最後に、『Sdorica』をプレイする中で感じたポイントをもう2つだけ。
ここでは、特に“スマホゲームとしての本作の特徴”に重点を置いて考えてみました。
■課金要素の少なさが◎
他のスマホ向けタイトルと同様に、キャラを獲得できるガチャ要素の「魂賊与」をはじめとする課金要素は本作にもあります。

ただし、全キャラが最高レアリティのSSRまで成長できるので、最初はレアリティが低いからといって嘆く必要はありません。
むしろ幅広くレベリングをしておかないと、メインストーリーなどでキャラの使用を指定された時に困ることもあります。また、プレイヤー自身には体力という概念がないため、無課金で長時間プレイすることも可能。(冒険(クエスト)によっては、チャレンジ回数に制限があるものもあります)

周囲と差をつけるため、または早くストーリーを読み進めるためにアイテムの購入でキャラの育成促進を検討するもよし、あるいはじっくり無課金でゲームを進めていくもよし━━このようにプレイヤーが状況に合わせて作品を楽しめる仕様は、とても好感を持てるものとなっていますよ。
■アニメ・読書が好きな人にもオススメしたい
ゲームが好きな方はもちろん、『Sdorica』はアニメを見たり、読書をしたりするのが好きだよっていう人にもぜひプレイしてみてほしい作品です。

その大きな理由は、先述した通り第3者目線でストーリーを楽しむことできるため、いつ、どこで、誰がどんなことをして何が起きるのか、私たちは物語の読み手として重厚なストーリーを堪能することができるから。
また、人気声優さんたちがCVとして参加していることに加え、同社が配信している音楽ゲーム『DEEMO』のストーリーBGMを担当した作曲家Chamber Chuによって作曲された楽曲はフルオーケストラの実録を使用。
本作は目と耳の両方から作品全体を楽しむことができるので、普段からアニメをご覧になっている人にとっても大満足の内容となっているはずです。
▼美しいアニメーションを堪能できる『Sdorica』のOP
以上、今回は「Rayark」の新タイトル『Sdorica』にの魅力に迫っていきました。
リリースからわずか1ヶ月でありながら、すでに第10章まで解放されているメインストーリーや、特定のキャラにスポットを当てたイベントの開催など、豊富な物語が詰まった本作をぜひ皆さんもプレイしてみてくださいね。

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