
今回プレイするのは、オーイズミ・アミュージオ(開発元:Frogwares)が販売する、シャーロック・ホームズを題材にした推理アドベンチャー『シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-』です。
「シャーロック・ホームズの本、小学生の頃に図書室で1冊2冊読んだんじゃないかな~、内容は全く覚えてないけど」というレベルのシャーロック・ホームズにわかですが、推理アドベンチャーゲームは結構好きなので色々やってきたという自信はあります。

まあ犯人を1発で言い当てた事はないですけども……
そんなにわか推理ゲーム好きおじさんですが、早速プレイ開始。

森の中で何者かに追いかけられるシャーロック。
父親が行方不明だという少年の来訪が全ての始まりだった。そう、48時間前……
名探偵シャーロック・吉田のスタート!

刺激の少ない日常に飽き飽きしていたシャーロックのもとに1人の少年が訪ねてくる。どうやら少年の父親が行方不明らしく困り果ててやってきたのだという。

詳しく話を聞いてみると……

いきなり始まったぜ、推理モード!
推理モードでは、対象を観察して気になった所をピックアップし、それらを纏めて答えを導き出す。探偵っぽいの来たね!

勝手な想像で決めつけるシャーロックおじさん。
ふむふむ。これらの情報を纏めると……そう、導き出される答えはこれだ!

「それはどういう意味ですか?」

違ってたらしいです。
やたら出てくるミニゲーム!何にでもゲーム感覚!

行方不明の父親の情報を調べるためにパブにやって来たのだが、客から聞き込みをすると思いきや、盗み聞きで情報収集をする事に。

探偵とバレないように盗み聞きを始めると……

枠の中から飛び出さないように左右のスティックを動かすミニゲームが始まる。
この後にも色んなミニゲームがちょくちょく挟まれるんだけど、こういうミニゲームって実はあんまり面白くはないよね……

でも鍵開けミニゲームだけは別!

カチリと開いた時、すげー気持ち良いよね!!うっとり……
変装でキャラメイク!

プレイしていると、資料集めに自宅に戻ってきた際にシャーロックの私室で、変装というていでキャラメイク出来る事に気付く。髪型、帽子、眼鏡、ひげが変更可能。

ちょうど娘が遊びに来てるし、僕の変装術で驚かせちゃうもんね!

ババーン!どうどう?パパの変装術!

普通にスルーされる。寂しい。
キャラグラフィックがリアル志向のゲームって、リアル過ぎて女性があんまり可愛くない事よくあるよね。

子供までもおっさんみたいな顔……
事件は佳境へ。真実はいつもひとつ!

事件解決の鍵はとある森にある事が判明したのだが、突如何者かに襲われるシャーロック。あ、これオープニングであったシーンじゃん!ここに繋がるんだね。
でも、なんか違ってない?髪型とか……

逃走の末に見つけた家のクローゼットの中に隠れていると

誰かの言い争う声が聞こえてくる。僕の事は気付かれてないようだが、声の主はどうやら追っていた事件の関係者らしい事がわかった。

この隙にこれまで得た情報を整理し、真実を導き出す。
絶妙なタイミングで登場して「犯人はお前だ!」っていうのをやってやるぜ!
まだ……まだ……よし、このタイミングだ!

「犯人は……おま……え?違うの?はい、すみませんでした……」
間違った犯人を指摘してしまったのだが、ゲームオーバーにならず話が続いてしまう。

こういう時って犯人の選択肢選び直しかゲームオーバーになるパターンじゃないの?続いちゃうの?
実は本作はマルチエンディング形式なので、誤った推理をしてもそのまま話が進んでしまうのだ。まあ結局大筋は変わらないのだけど間違った選択をした場合、推理ミスしたけどそれっぽく取り繕うシャーロックがちょっと面白いぞ!(プレイヤーの僕のせいだけど)

君は人を殺しすぎた…キリッ。
5章の物語があり、ひとつの事件が2時間くらいで終わるので、映画を見ているような感覚でサクッとプレイ出来ました。途中からハゲおじさんに変装してしまったために緊張感が迷子になってしまいましたが、それはそれで楽しかったです!
ちなみに本作は、2018年5月度のPlayStation Plusフリープレイ対象作品なので、PlayStation Plus加入者なら購入せずに遊べますよ!なお本作の通常価格は、パッケージ版・ダウンロード版ともに7,980円+税です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。