
今回プレイするのは、ベセスダ・ソフトワークスが手掛ける基本プレイ無料Vault運営シム『Fallout Shelter』のPlayStation4版です。本作は、核戦争によって荒廃した世界が舞台のオープンワールドRPG『Fallout』シリーズのスピンオフ。この度、満を持してPlayStation4版が配信されました。
『Fallout』と言えば、荒廃した世界、暴力、略奪、そして……モヒカンだ。ちょうど今現実の僕もモヒカンだし

肩パッドをつけるだけで世紀末ヒャッハー仕様に!
何百時間とどハマりした大好きなシリーズなのでワクワクしながらプレイ開始。
■奪う側じゃなかった!

本作の主人公はシェルターの管理人らしい。
フーン、いつシェルターから飛び出して冒険開始するのかな~と思っていたのだが

あれ?

これまでの『Fallout』シリーズでは、シェルターから荒廃した世界に飛び出して行く所からゲームが始まるのだが、本作はシェルターを運営するゲームのようだ。

つまり略奪は無しというか、管理人なのでむしろ略奪者からシェルターを守る立場なのだ。
そうとわかれば肩パッドを外してネクタイ締めて入居者のお迎えしないと……

なんだかアンバランスな見た目だ!
■部屋を増設。まったりシェルター運営

まずシェルター生活に必須の電気・水・食料を生産する施設を作り、入居した人たちを割り振る。

生産されるまでリアル時間で数分かかるので、のんびり待つ事にする。
ここ最近はアクションゲームのプレイ絵日記が続いたから、こういうのんびりしながら出来るゲームいいよね。

お菓子食いながらまったりプレイしよっと!イエー~イ!!
■油断は禁物、焼うどんの悲劇
とりあえず必要施設も建てたし、じっと見ているだけなのも無駄だから、待ち時間を利用して台所で晩御飯の焼うどんを作っていると、テレビから警報がけたたましく鳴り響く。

水処理設備で火災発生!うおお!やっべえ!はよ消火せな!!と慌てていると……

今度は台所から鳴り響く煙探知機の警報音。
あ、やっべえ!焼うどん、火にかけっぱなしだった!

ゲームの警報音と台所の煙探知機の警報音で大パニックおじさん。
そのウーウーいうのをやめてくれ!!
■シェルターの種馬。目指せ最強住民

住民それぞれにステータスがあり、能力値によってどの部屋で働くのが向いているかがわかり、その能力値が高いほど作業効率も上がる。

ゲーム開始直後はどの能力値も均等に低いミソッカス住民もいるので、そういう人はまあ、適当にどっかの部屋に放り込んでおこう。

シェルターの住民の数に応じて増設出来る部屋の種類も増えていくので、どんどん住民を増やしていく必要があるのだが、一番手っ取り早く住民の数を増やす方法は住民同士で子作りさせる事だ。
能力値の高い者同士で交配すれば優秀な子供が産まれるんじゃないの?という予測のもと、ステータスが高い男性を見繕い、男女を同じ部屋に放り込むと

イチャイチャしたのち

奥のベッドルームに突入。

事が終わると即妊娠する女性。

そして数時間経つと子供が誕生し、さらに数時間経つと大人に成長する。これを繰り返して行けば最強の住人が誕生する!のかもしれない。
ただこの方法だと能力値が低い男性は、一生女性と縁のないまま人生を終える事になる。

そっち側の人間なので大いに感情移入するおじさん。
■クエストでレアアイテムをゲット!

クエストやミッションをクリアするとお金の他にアイテムも入手出来る。
クエストを受注したら

住民をシェルターの外に派遣して

施設を攻略すると装備やアイテムがたんまり手に入るが、施設までの行き帰りで数十分から数時間かかる(ゲーム内で入手出来るアイテムでスキップも可能)

クエストなどの報酬で貰えるランチボックスからは、ランダムでお金や装備やレアなアイテムが入手出来る。言っちゃえばスマホゲーのガチャみたいなものだ。

運次第でステータスがずば抜けて高いレア住民もゲット出来る。
ランチボックスはリアルマネーでも購入可能で

「ほらソフト代は無料なんだし、その分ちょっとくらい課金しちゃってもいいんじゃないかな……」と誰にともなく言い訳をするおじさん。
ご利用は計画的に……!

「こういうゲームって別の作業やってる合間にちょこちょこ出来るからいいよね」と思っていたのですが、気が付いたら作業よりこっちがメインになり、一日中みっちりプレイしてました。
モバイル版の移植という事もあって待ち時間の多いゲームですが、やれる事がなんやかんや色々多いのであまり気にはなりませんでした。人を増やして資源を増やして施設を増やしたらまた人を増やして……のサイクルで長く楽しめそうな作品です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。