発表会終了直後に行われた、森下氏と日野氏へのメディア合同インタビューをお届けします。――ゲーム内の課金手段は?森下ガシャに加え、ゲームの進行に役立つアイテムを購入したり、機能を拡張したりなど、さまざまなところに少しずつ散りばめられています。――『パズル&ドラゴンズ』のような人気タイトルにしたいという思いは?森下スタッフ一同、言ってしまえば命を削って作っているようなものですので、人気作にしたいという思いはもちろんありますし、少しでも多くの方に遊んでいただければと思っています。――制作にあたり『ポケモンGO』は意識したか?森下位置情報ゲームとしては、弊社からも『パズドラレーダー』をリリースしておりまして、意識したタイトルを挙げるならそれかなと。制作を通して得たノウハウを存分に生かせたと思います。――想定するプレイヤー層は?森下『妖怪ウォッチ』は小さなお子さんをはじめ本当に幅広い層に親しまれている作品ですので、同じように広い層にアピールできればと。いわゆる"廃課金"をしなければならないような調整にはしておりませんので、広く浅く(課金をして)いただければと。――一時期は位置情報ゲームのプレイによる事故の報道もあった。それらへの考慮や対策は?森下実際に遊んでいただけるとお分かりになりますが、本作は歩きながら遊ぶという仕組みになっておりません。これは『パズドラレーダー』の頃から同じ仕様です。"歩きスマホ"を助長してしまわないように、気を遣っています。任意の場所で「サーチ」をし、妖怪がいるようならその場で探索。立ち止まって遊ぶ仕様になっています――本作の構想はいつ頃から?日野開発期間は大体2年弱くらいでしょうか。きっかけは、ガンホーさんの『パズドラ』と『妖怪ウォッチ』でコラボをしてはどうかというものでした。その打ち合わせの場には、当然僕と森川社長がいたわけですが、社長同士がする会議はそうそうする機会がないので「どうせならもっと大きいことをしてみませんか」とご提案したのが始まりです。その時は、ここまでの規模になるとは思っていませんでしたが……(笑)。でも、せっかく森下さんと打ち合わせができるのに、既存タイトル同士のコラボだけではもったいないと思ったんです。――現時点での『妖怪ウォッチ』をどのように見ている?日野アプリでも大きな売り上げを出し続けていますし、日本における潜在能力はまだまだ高いと考えています。本作で『妖怪ウォッチ』がさらに盛り上がってくれればと期待しています。――『妖怪ウォッチ ワールド』は国内配信のみ?森下当面はそうなります。海外にも展開するかは、今後さまざまなことを検討して…というところです。――最後にメッセージを森下楽しいコラボレーションができたな、と思っています。楽しいものであること、そしてみなさんにも楽しんでいただくことが最優先で、その思いが結果として収益につながっていくものだと信じています。日野課金なしでかまいせんので、少しでも多くの方に遊んでいただければ。「お父さんは、今日こんな妖怪を見つけたぞ」とお子さんにちょっと自慢してみたりとか、コミュニケーションツールとして楽しんでもらえれば幸いです。「出張するお父さんに、お子さんが妖怪を「ヒョーイ」させる。そういう風にコミュニケーションしていただけたら」と日野氏(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved. (C)LEVEL-5 Inc.※記事中のゲーム画像は開発中のものです。予告なく変更する場合がございます。※妖怪の出現場所は一例です。
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