
ゲーム実装予定のイシュタルを演じる声優の植田佳奈さん、「FGO PROJECT」クリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏、同ゲーム開発ディレクターのゲームセンターいかみ(伊神公博)氏、マーケティングディレクターのクイック石倉(石倉正啓)氏が登壇。平日の9時開始にもかかわらず、稼働を待ち望んだ多くの人々が集まりました。
同ゲームは、大人気スマフォ向けRPG『Fate/Grand Order』のアーケード版。スマフォ版に登場する歴史の偉人・伝説上の存在である「英霊」や世界観をベースとし、3D 化された英霊をプレイヤー自身で操作してバトルを楽しむことができます。

塩川氏は同ゲームの大きな特徴として、3D表現のサーヴァントを自由に操作できること、召喚したサーヴァントが宿るセイントグラフや、概念礼装が物理カードとして発行されること(初期実装サーヴァント20騎、概念礼装35種)、チーム対戦とシングルプレイの2つのモードが楽しめることをあげました。


今日の日を迎えられたことに対しては、「『FGOアーケード』の発表は約1年前でしたが、企画から数えて約2年半かけてちょっとずつ色んな準備をして今日を迎えられたのは感慨深いです。これから遊ぶ人には、まごうことなきFGOのタイトルとしてお届けできるゲームに仕上がっていますので、楽しんで頂ければなと思います」と語りました。

普段からゲームセンターに通っているという植田さんは、「今日の日に向けてテンションがすごく上がっていて、昨夜はなかなか寝れないし、朝6時起きでいいのに何故か4時半に起きるくらい楽しみにしていました。これからゲーセンに出没してプレイしていると思います」と語り、見かけたら最新の攻略など声を掛けてくれると嬉しいと結びました。

また、クイック石倉氏は「発表から一年経ってこの日を迎えられて、サングラスの下は涙が溢れているような状態。FGOアーケードを皆さんに届けられることを楽しく思っている」、いかみ氏は「今日から全国稼働になりまして非常に嬉しく思っています」と語りました。

テープカットの後は整理券を獲得したプレイヤーと一緒に筺体の設置されている4階に移って、10時までのカウントダウンとスタートを祝いました。なお、4人は筺体にもサイン。ここでプレイすると、ガチャ運が上がるかもしれません。
また、『FGOアーケード』稼働を記念して、ゲーム内で9月3日まで「アルトリア・ペンドラゴン」ピックアップが開催されます。

原作者からもメッセージが
TYPE-MOON代表でキャラクターデザイナーの武内崇氏、シナリライターの奈須きのこ氏からもコメントが寄せられ、植田さんが読み上げました。
武内氏「全てのサーヴァントを原作のテイストそのままに、3D化するという荒行を自らに貸したSEGAさんの異様なこだわりと溢れる情熱がここに結実しています。作品の最大の見せ場である宝具演出は必見です。混沌渦巻くゲームセンターという特異点にて、最新の聖杯戦争をぜひとも体験してみて下さい」
奈須氏「サーヴァントによる団体戦。本作の魅力はその一言に尽きます。一騎当千のサーヴァントですが、なんとな~く把握しながら戦場で立ち回る面白さをぜひ体験して欲しいです。真剣にバトルのも良し、皆で楽しく殴り合うのもよし。セイントグラフにあるサーヴァントがそのまま3Dに再現されているのも感動もので、霊基再臨まで再現されているのには愛を感じざるを得ない。リアルタイムで行われる聖杯戦争のただ中にようこそ!よし、俺はカエサルで行く!」
