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『ゲーム19XX~20XX』第3回:アニメ『ハイスコアガール』の物語の始まりにして対戦格闘ゲーム元年となった1991年を振り返る

押切蓮介原作のアニメ『ハイスコアガール』が人気です。そこで、今回の「ゲーム19XX~20XX」では、この『ハイスコアガール』の物語が始まる1991年のゲームを紹介していきます

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『ゲーム19XX~20XX』第3回:アニメ『ハイスコアガール』の物語の始まりにして対戦格闘ゲーム元年となった1991年を振り返る
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ゼルダの伝説 神々のトライフォース


発売日:1991年11月21日
機種:スーパーファミコン
発売元:任天堂


こちらもミリオンヒットとなった『ゼルダ』シリーズの第3作目です。プレイヤーはおなじみのリンクを操作して、光と闇のふたつの世界を行き来しながら邪悪の王ガノンを倒すべく冒険を進めていきます。フックショット、空きビン、マスターソードといった『ゼルダ』を象徴するアイテムが初めて登場した作品で、シリーズの基礎を作り上げたタイトルと言えるでしょう。

何よりすごいのが、ほどよく歯応えのあるパズル要素です。多彩なアクションやアイテムなどを駆使して、さまざまな謎や仕掛けをクリアし、先に進むための道を切り開いていくのですが、ああでもない、こうでもないと試行錯誤するのが実に楽しく、ハマり度は底なし。一筋縄ではない謎が目白押しなのですが、それでいて理不尽さはほとんど感じず、その絶妙のゲームバランスと完成度の高さは今プレイしてみても驚くほどです。

実際、この作品の与えたインパクトは非常に大きく、以降数々のフォロー作品が生み出されるなど本作はアクションRPGのスタンダードとなりました。もちろん、その面白さは現在も損なわれておらず、このジャンルの最高峰のひとつとして今なお君臨し続けています。


画像はWiiUソフトウェアより


ソニック・ザ・ヘッジホッグ


発売日:1991年7月26日
機種:メガドライブ
発売元:セガ(現セガゲームス)


セガの看板キャラクター・ソニックが初めて登場したことで知られる、この名作も1991年に発売されています。移動とジャンプだけというシンプルな操作ながらスピード感は抜群。あまりの速さに何が何だか分からないうちにゴールしていたということもあるなど、そのスピーディーさは非常に斬新でした。色鮮やかなグラフィックやノリのいいクールなサウンドも魅力的で、完成度は非常に高かったのですが、日本では『ファイナルファンタジーIV』が1週間前に発売されるなどの不運もあって当初は目立たない存在でした。

しかし、北米を中心に海外で絶大な人気を獲得。メガドライブが品薄になるほどのブームを巻き起こし、セガを任天堂と並ぶ存在に押し上げたことは、よく知られているとおりです。こうした海外人気を受け、ソニックは日本のゲームファンにも知られる存在となりました。海外から逆輸入的に人気が伝播した初めての作品と言えるでしょう。初心者もマニアも楽しめる内容になっており、ニンテンドースイッチ版も2018年9月に配信予定なので、この機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。

画像はニンテンドー3DS版です(セガ3D復刻プロジェクトより)

この年は11月にNEOGEO(ネオジオ)初の対戦格闘ゲーム『餓狼伝説-宿命の闘い-』(SNK)もアーケードで稼働開始。『ストリートファイターII』とゲームセンターでの人気を二分しました。以降、SNKはカプコンと2D対戦格闘の覇を競っていくことになります。

そのほか『聖剣伝説』シリーズの第1作目となるアクションRPG『聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~』(スクウェア:現スクウェアエニックス)がスマッシュヒット。市長となって街を発展させていく経営シミュレーションのスーパーファミコン版『シムシティー』(任天堂)も人気を博しました。また、ガンダムやマジンガーなど人気アニメのロボットが総登場する『スパロボ』シリーズの第1作『スーパーロボット大戦』(バンプレスト)もこの年に発売されています

パソコン向けでは父親となって娘を育てていく美少女育成ゲーム『プリンセスメーカー』(ガイナックス)が話題に。アーケードでは『ツインビー』シリーズの5作目となる『出たな!!ツインビー』(コナミデジタルエンタテインメント)なども人気となりました。この年発売された、その他の主な人気タイトルは以下のとおりです。

■1991年発売のその他の主なゲーム
『ヨッシーのたまご』(ファミリーコンピュータ、ゲームボーイ、任天堂)
『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』(ファミリーコンピュータ、バンダイ:現バンダイナムコ)
『スーパー三國志II』(スーパーファミコン、光栄:現コーエーテクモ)
『ウルトラマン』(スーパーファミコン、バンダイ:現バンダイナムコ)
『スーパーフォーメーションサッカー』(スーパーファミコン、ヒューマン)

『餓狼伝説』(画像はPlayStation Storeの『アケアカNEOGEO 餓狼伝説 ~宿命の闘い~』です)

『出たな!!ツインビー』(画像はPlayStation Storeより)

ハードの方では「100メガショック!」のキャッチフレーズが話題を呼んだSNKの家庭用ゲーム機「NEOGEO」が発売されています。当時、アーケードゲームの家庭用移植版はグラフィックやステージの内容が簡略化されていました。しかし、「NEOGEO」はアーケード版の完全な再現を実現。アーケード版とまったく同じゲームを家庭でも楽しめることから大きな話題となりました。

機材が高価なため当初はレンタルビデオ店で本体とゲームをレンタルするシステムを取っていましたが、ファンの熱烈な支持を受けて7月1日より発売を開始。本体が5万8千円、ソフトが1本3万円前後(しかもデカい!)と非常に高額で、ゲームファンは必死でバイトしたりして買ったものです。それでも大ヒットとなったのですから、当時の人気がいかに高かったかが分かるでしょう。

12月12日にはセガの「メガCD」が発売。メガドライブに接続することでCD-ROMソフトを遊べるようにするというもので、アニメーションや実写を用いた作品が話題となりました。また、ソニーがスーパーファミコンと一体型のCD-ROMドライブを開発中というニュースが出始めたのもこの頃で、このプロジェクトがプレイステーションの誕生へとつながっていくことになります。

【関連記事】
『ゲーム19XX~20XX』 第1回:GB旋風が吹き荒れた「1989年(平成元年)」を平成の終わりに振り返る
https://www.inside-games.jp/article/2018/06/20/115587.html

『ゲーム19XX~20XX』第2回:日本が初めてW杯に出た年にして、多くの名作が生み出された「1998年」を振り返る
https://www.inside-games.jp/article/2018/07/29/116431.html
《仁志睦》
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