
アーケード版NEOGEO・MVSタイトルの忠実移植を行う『アケアカNEOGEO』では昨日のタイトーサウンドチーム ZUNTATA ミニライブで発表した2タイトル『パズルボブル』『パズルボブル2(MVS Ver.)』に加え、6タイトルを発表しました。
【アケアカNEOGEO】

●パズルボブル2(タイトー・MVS Ver.)
●ザ・キング・オブ・ファイターズ2001(SNK)
●ズパパ!(SNK)
●ファイヤースープレックス(SNK)
●フットサル ~5 ON 5 MINI SOCCER~(SNK(ザウルス))
●風雲黙示録(SNK)
●STRIKERS 1945 PLUS(彩京)
※『アケアカNEOGEO』はPS4/ニンテンドースイッチ/Xbox Oneで発売

続いて、過去のアーケードタイトルの忠実移植を行う『アーケードアーカイブス』の新作8タイトルを発表しました。

【アーケードアーカイブス】

●忍者くん 阿修羅ノ章(UPL・スイッチ(PS4は既配信))
●ルート16(サンソフト・PS4/スイッチ)
●アーバンチャンピオン(任天堂・スイッチ)
●アテナ(SNK・PS4/スイッチ)
●怒-IKARI-(SNK・PS4/スイッチ)
●ドンキーコングJr.(任天堂・スイッチ)
●イメージファイト(アイレム・PS4/スイッチ)
まず3月に開催された「アケアカNEOGEO 100万ダウンロード記念感謝祭」で発表されたSNK旧作(つまり89年以前)の『アーケードアーカイブス』化がついに実現しました。『怒-IKARI-』はもちろん、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズ、「怒チーム」のオリジンですし、『アテナ』は同じく「サイコソルジャーチーム」の“ご先祖様”にあたり“戦う女性キャラクター”のはしりの一人となりました。なお、『怒-IKARI-』においては操作系統が“ループレバー”というレバー部分を回転させて狙いを付けられる特殊コンパネになっているため、今回の移植ではツインスティック操作になる模様です。ちなみに同社ブースにはホリの営業担当が常駐してたため、ハムスターの濱田社長がループレバー対応のアーケードスティック発売をお願いしたのですが、『ザ・キング・オブ・ファイターズ'98』の百人抜きに挑戦していたため聞こえてたかどうかは不明です……。
また、今回の大きな発表は『イメージファイト』の移植が決定したことでしょう。1988年に稼働した本作はトリッキーな敵の攻撃方法をベースとする高難易度(同時期に稼働した同じく高難易度のシューティングには『TATSUJIN』(東亜プラン)がありますが、こちらは敵の数・耐久力・弾数で調整がかけられている別ベクトルの難易度です)、一定数の敵を破壊しないと“足切り”される前半ステージ、パワーアップなしで敵の猛攻を突破する必要のある“補習ステージ”の導入、自機の速度を任意で調節できるだけではなく、そのバックファイヤーで攻撃可能な“スピードチェンジシステム”など独自のシステムが挙げられます。特にスピードチェンジは当時発売された多くのコンシューマー向けシューティングゲームにも同様のシステムが搭載されるようになりました。
そして『イメージファイト』が発売決定したことで、現在の開発チームで80年代後期に主流となった16ビットCPUを使用した高度なゲームの移植版が開発できるようになったことを意味します。少なくともイメージファイトと同システム基板を使用した『R-TYPE』は概ね大丈夫でしょうし、他社のタイトルにも期待が持てそうです。
なお、『アーケードアーカイブス ASO』は10月配信開始予定。それ以外のタイトルは発売日未定となっています。なお、タイトルの順番は配信順ではありませんのでご注意ください。
【追記】
本当にプラチナゲームズの神谷英樹さん呼んでイベントやってる……!

