今回プレイするのはワーナー・ブラザース テレビジョン&ホームエンターテイメントが発売する、IO Interactiveの暗殺アクション『ヒットマン2』のPlayStation 4版です。
なんでもありの暗殺アクションとして人気のシリーズなのですが、僕はこれが初プレイとなります。そんなわけで「スキンヘッドのおっさんが、なんかこう暗殺するんやろなあ」というふわっとした知識しかありません。
まあせっかくなので、今回のプレイ絵日記では僕もスキンヘッド姿で大暴れして来ようと思います!……という事をゲムスパの中の人に告げると「吉田さんがスキンヘッドにしたらマフィア梶田さんみたいになりませんか?」と言われたのですが……

囚われた貧相な宇宙人みたいになりました。
僕にはマフィア梶田さんのような厳つさが全くなかったようです。
最初のミッション!悪党のお宅におじゃまします!

主人公のエージェント47は、ICAに所属する暗殺者だ。過去の記憶を無くした47は、自分の出生にまつわる真実を報酬に、とある依頼を受けるのだった……。
という事で最初のミッションは、悪党の拠点から情報を盗みだし、ターゲットを始末してくる事だ。

ガレージの信号ボックスを短絡させ、扉を開けておじゃましま~す!
悪党たちは留守のようなので、この隙に存分に探索させていただこう。

ステージ内には様々なアイテムが配置されている。ドライバーや包丁などの武器から、殺鼠剤などの毒物なんかもあるのだ。
「なんでもありの暗殺ゲームっていうけど、ステルスで暗殺するか銃で撃ちまくって殺すかその程度なんじゃないの~?」と思っていたのだが、どうやら毒殺もアリのようで、本当に様々な殺害方法が用意されているようだ。

嬉々として毒物を混入!

手洗い場の水を出しっぱなしにして床を水浸しにしたり、水槽をぶち壊したりと、目を引く状況を作る事によりターゲットの動きを誘導出来るのだが……

ただただ破壊活動が楽しくなってしまった。
ターゲットを誘導しろ!悲しみの水槽大破!

PCから情報を抜き出し終えると悪党一味が帰ってきた。

屋敷内にはターゲットの女性を含めて数人。拠点の外や屋上にも結構な数の見張りが配置されている。予想外の大人数のご帰宅におじさんもビックビクだ!

ターゲットが割れた水槽を発見して愕然としてはる……。

僕なら、帰宅して水槽が大破してたら泣くだろうなあ……
ターゲットを殺せ!覗きからの~暗殺!

見張りの一人を暗殺して服を拝借。見張りの服に着替えたので、これで少しは発見されるリスクは減っただろう。
用済みの見張りは2階からポイッ!

ターゲットの女性と幹部らしき男性は、何やらただならぬ関係らしく、シャワールームの前でセクシーな格好をしている。

壁からヒョコッと覗き見おじさん。
そうこうしているうちに換気装置から風呂場に毒物を流せる場所を発見。待てよ。今そこから毒物を流せば殺れるチャンスなのでは……!?

目論見通りに風呂場には毒ガスが広がりターゲットの毒殺成功!……でもターゲットではない男性もついでに毒殺。なんかまあごめんよ……。
広いぜステージ!やれる事色々!

最初のミッションの行動範囲は拠点の中だけだったが、ミッションを進めるとイベント会場・街中など、どんどんステージのサイズが大きくなっていく。
スタッフしか入れない部屋や、警備員でなければ立ち入れられないエリアなどがあり、その都度衣装を奪って変装する必要がある。

気持ち悪いマスコットの着ぐるみの変装も可能だ。

さらには暗殺用のアイテムや、殺害ギミックも増えていく。
レーシングカーに細工して走行中に事故らせたり、カーリフトで人を押しつぶしたり、水漏れしている所に電気を流して感電させるなど、イタズラのような暗殺方法もあるので色々試したくなる。
前述したビリビリ電気トラップを作ろうとしたのだが、馬鹿なヒットマンおじさんは、水たまりの上に立ったまま電気をONにしたもんだから……

バカの感電死……!
オンラインモード!共闘・競争、天下一暗殺武道会!

今作ではシリーズ初となるオンラインマルチプレイモードが搭載されている。

殺し屋のゲームでオンラインマルチモードって、殺し屋同士が集まって天下一武道会でもするのかなと思っていたのだが、そんな事はなく。
協力してターゲットを暗殺するスナイパーモードや、2人のプレイヤーで暗殺人数を競うゴーストモード、作成したミッションを他のプレイヤーと遊べるコントラクトモードがある。

ゴーストモードで見知らぬ誰かと遊んでみたのだが、暗殺が下手な脳筋おじさんは殺害現場をバンバン目撃され……

駆けつけた警備員に銃で蜂の巣にされる。
ゲームシステムの都合上、なまじ殺されてもゲーム中なら何度でも生き返れるもんだから、調子に乗ってゾンビアタックを繰り返す。

もはや暗殺者とは思えないボロボロさで、悪目立ちしまくりの満身創痍っぷり!
流石人気のシリーズだけあって盛りだくさんの内容でした。プレイする前は「脳筋の僕にステルスアクションなんて……」と苦手意識を持っていましたが、様々な暗殺方法を選べるこのゲームにおいて、脳筋プレイも正解の一つなんだなあと思いました。
脳筋でアホみたいに突っ込むも良し、気配を消して背後からサクッと暗殺するも良し、仕掛けた罠にターゲットがかかるのをゆっくり眺めるのも良し、プレイヤーの数だけそれぞれの暗殺があります。

ミッションごとにチャレンジが用意されており、クリアすれば使用出来る武器やアイテムなどが増えていくので、同じステージを違ったアイテムで攻略するのも楽しい……何度も繰り返して味わえるスルメゲーです!
『ヒットマン2』は、PlayStation 4/Xbox One/PCを対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。