
◆漂う王道感
まずは「コロプラフェス2018」にて公開されたProject Babel プロモーションムービーをご覧ください。
PVから漂う「JRPG感」がもうたまらないですね。シナリオは『FF VII』や『ドラゴンズドグマ オンライン』を手がけた野島一成氏、サウンドは『FF XII』『伝説のオウガバトル』等を手がけた崎元仁氏が担当。これだけでも往年の王道JRPGを期待してしまうのではないでしょうか。
メインビジュアルと、「バベル」と言う言葉から、塔を中心に物語が展開することは想像できますが、果たしてどのような形で主人公たちに関わるのでしょうか……!?

◆シンプルでわかりやすい画面
では体験版の内容に触れていきましょう。
今回はコロプラフェス2018のために用意された体験版ということで、およそ10分ほどの内容になっていました。とある水場にて3人のNPCを助けつつボスを倒す、という流れ。移動中の画面は左上にメニューがまとめられており、とてもシンプル。UIはスマートフォンの画面を想定しつつも、コンシューマゲームをプレイする方にもなじみ深い落ち着いた雰囲気になっています。音楽は重厚で、実にファンタジーRPGらしい印象です。
◆戦略性の高い「陣形」
メニューで変更できるのはキャラクターの装備や陣形など。所持する武器によってキャラクターの兵種(ジョブ)が変化するようですが、体験版では固定装備によるチャレンジでした。
本作の肝となりそうなのが陣形。陣形を組むことで「陣形特性」効果を得ることができ、例えば攻撃重視型にしたり、防御重視型にしたりとお好みの編成に変えることができます。
陣形を選ぶ際には「敵視率」と「物理ダメージ特性」の確認が重要になりそう。まず「敵視率」は、そのキャラクターが敵からの攻撃対象に選ばれる確率のことで、高ければ敵に狙われやすくなります。
「物理ダメージ特性」はキャラクターが与えるダメージのこと。陣形は前距離、中距離、遠距離の三段階に分かれているので、武器の攻撃範囲に合わせてキャラクターを配置することがポイントになります。陣形特性と合わせてうまく調整することで、やり方次第では格上の敵も突破できそう。戦略を立てながらプレイしたい方にはグッとくるシステムです。
◆バトルの爽快感!
体験版のマップは上下左右へと移動が可能となっており、スワイプで移動します。バトルはランダムエンカウントで発生しますが、画面が切り替わることなくシームレス。敵に遭遇したら陣形を組んで、終わったら陣形を解除するところもとても丁寧です。さらに面白いと思ったのは、横移動中はサイドビュー戦闘に、縦移動中はフロントビュー戦闘になるところ。RPGといえば、2Dでは画面が切り替わりビュー固定、3Dではアクションゲームのような位置取りを行うというイメージでしたが、2Dと3Dのちょうどいいところをうまく融合させていると感じました。


(※画面はProject Babel プロモーションムービーより)
戦闘はコマンド式のターンバトル。「スキル」を使って強力な攻撃をしかけることも可能ですが、敵の「ブレイク」を狙うとより効果的に攻撃できます。この間に強力な「スキル」を叩き込むとめちゃくちゃ爽快! 体験版の最後に登場するボスは主人公たちよりレベルが高くかなり強い印象ですが、ブレイクに持ち込むと驚くほどのダメージが与えられました。また、最も強力なスキルにはムービーも入るので、その豪華な演出も加わり爽快なバトルを楽しむことができます。


(※画面はProject Babel プロモーションムービーより)
◆JRPGをスマートフォンで気軽に
王道JRPGの良いところをふんだんに盛り込んでいるという印象の本作。コンシューマ向けの雰囲気でありながらも、最新のスマートフォン向けゲームのような演出もあり、往年のJRPGファンも、スマートフォンからRPGに触れた方も楽しめそうです。何より片手で本格的なRPGが楽しめるのが良し!
なお、戦闘はさらにブラッシュアップされるとのこと。体験版ではストーリーの核心に触れることができなかったので、今後の情報が待ち遠しいです。
『Prject Babel』は現在、事前登録の受付がスタートしています。詳細については、公式サイトをご覧ください。
■公式サイト
https://colopl.co.jp/colopl_babel/
(C) 2018 COLOPL, Inc.
※画像は開発中のものです。