1月24日から28日までの5日間、台北世界貿易センター(台湾・台北市)で開催されたアジア最大級のゲーム展示会「台北ゲームショウ2019」。同イベントに出展していた「バンダイナムコ」ブースレポートをお届けします。17回目となる今年は中国24ヵ国から426社が出展し、2,144ブースと過去最高記録を更新しました。市場調査会社「Newzoo」によれば、台湾では2018年にゲームユーザーの人数は1,400万人を突破し、市場規模は2017年よりも30%増加した13億USドルに達しています。とくに台湾オリジナルゲームは「武侠」を下地にした作品が中心なのに対し、日本のゲームがバラエティーに富んでいることから大変な人気です。例えば、“台湾の秋葉原”と言われる台北・地下街「出口Y13」~「出口Y17」エリアを見て回ると、日本のゲームを扱ったショップが多く展開され、平日でも大勢の客で賑わっていました。そんな熱量高めな台湾ゲーマーを迎える「バンダイナムコ」ブースでは、発売済から未発売まで様々なタイトルの試遊スペースが展開されていました。スタンプラリー形式で、複数のゲームの試遊をすることで日替わりオリジナルグッズがもらえる施策が好評で、大勢の来場者が待機列を作っていました。とくに『エースコンバット7』、『JUMP FORCE(ジャンプフォース)』、『GOD EATER 3』、『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』においては、特大オブジェで大々的に宣伝していました。台湾では『週刊少年ジャンプ』(公式台湾版『宝島少年』)が親しまれていることから、一際宣伝に力を入れているようでした。そして、ステージでは新作スマートフォン向けアプリ『スーパーロボット大戦DD』最新情報発表を始め、様々なイベントが開催され、終始盛り上がりを見せていました。
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