

新作は同社内制作部門の一つである「ミラクルポジティブスタジオ」がプロデュースやマーケティングを担当し、韓国のモバイルゲーム開発会社「MADORCA」が開発したもので、“巫女と一つ屋根の下に暮らす”というコンセプトのもと、3Dで描かれた巫女たちとの暮らしを楽しむことができます。


同日は司会の日本放送アナウンサー・吉田尚記さんと、「ミラクルポジティブスタジオ」加藤拓プロデューサーが登壇し、メインキャラクターの天野結実を演じる斉藤朱夏さん(『ラブライブ!サンシャイン!!』の渡辺曜などを演じる)をスペシャルゲストに迎えました。

靴を脱いで用意されたこたつを前に腰掛け、巫女さんがお茶を淹れてくれるリラックスした雰囲気の中で行われたトークセッション。たくさんの巫女と一緒に暮らすゲーム設定から、吉田さんが「斉藤さんは集団の中で仕切れるリーダーシップを持っている印象がある」と言うと、斉藤さんは「小学校や中学校時代は学級委員長をやっていた」ことを明かし、「人をまとめることには向いているかな」と答えました。

加藤氏は「巫女さんと一緒に生活できること」が本作の一番の売りだとし、メインキャラクターの声優はキャラクターとのマッチングを重視して選んだと言います。斉藤さんがキャスティングされた理由については、「一緒に暮らしていきたい声優さんというところで、名前が挙がった」と、開発チーム内での人気の高さを伝えました。

公開されたメインキャラクター3人によるゆったりとした掛け合いの収録が披露されると、斉藤さんは「日常を皆で分かち合うような、フワフワした感じが詰まっているんじゃないかと思います」と感想を述べました。
また、加藤氏が「縁側でくつろいでいる姿が、今回の巫女と一つ屋根の下で暮らすに当たって、最初に浮かんだシーンだった」というキービジュアルについて、縁側でゆったり過ごす機会がなかなかない斉藤さんは、「憧れ」を持っているとのことです。
斉藤さんは最後に「天野結実役として精一杯盛り上げていきたいです。そして2019年の配信…いつになるか分からないですけど、頑張って早めにお願いします!私も楽しみにしています!」と呼びかけていました。
■「ミラクルポジティブスタジオ」と「MADORCA」それぞれが担う役割
ミラクルポジティブは、「アジアを中心とした海外のゲーム会社やクリエイターとタッグを組み、パートナーが開発したゲームを日本国内に配信するスタジオです。

初のパートナーであるMADORCAは「オタクの世界はここにある」をビジョンに掲げ、CEOのナ・ジウン氏を中心に2014年10月に設立されました。



アニメやゲームが大好きなクリエイターが多く集まっており、高い3Dグラフィックの技術を持っていることから、これまでにも日本のゲーム会社と協業してきた実績があります。



過去には韓国や台湾で配信された『LEGEND OF ASTERIA for Kakao』、全世界に向けて配信された『Cat war 2 vs Elder-sign』などを手がけました。
■キービジュアルとメインキャラクター


これまで後ろ姿しか公開されていなかったメインキャラクター3人が、ほのぼのとした縁側で過ごす様子が描かれたキービジュアルを発表。キャラクターデザインは、『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社)イラストレーター部門で1位を獲得したしらび氏が手がけています。

メインキャラクター3人を演じる声優も発表。天野結実は斉藤朱夏さん、桜沢恋を篠原侑さん、西原香音をLynnさんが担当します。

さらに主題歌は中華圏でも人気が高い音楽ユニット「GARNiDELiA」が担当することも明らかとなりました。



さらに同日より特設ページが開設され、2月25日までメインキャラクターの一人「鈴木初穂」役の声優を決める「新人巫女オーディション」の応募を受け付けています。本作には複数の日本のクリエイターが参画しており、今後も巫女は増える予定。ただし、制作人数や予算、どういったジャンルになるかは続報を待って欲しい、とのことです。

『ミコノート』新人巫女オーディション特設サイト
