
2019年2月7日、アメリカ・サンフランシスコのダウンタウンにあるHotel Emblemにて、『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(以下、EDF: IR)』のメディア向けプレビューイベントが開催されました。本稿では4月11日の発売に先駆けていち早く『EDF: IR』を体験したインプレッションを、スクリーンショットと共にお届けします。なお、記事に使用しているスクリーンショットの一部は録画映像をベースにしているため、実際のゲーム画面よりも解像度が低いものとなっていることをご了承ください。



今回お届けするのはシングルプレイの試遊レポート。自身の分身となる「クローサー」 と呼ばれるキャラクターを操作します。性別、肌の色、体格、髪型、ヘルメットなど自由に選べるようになっていて、このカスタマイズ機能が『EDF: IR』の特徴のひとつでもあります。まさにグローバル仕様です。

ミッション前に流れる小気味良い会話シーンのあと、いよいよアグレッサーとの闘いが始まります。物語は、空から地上へと向かうところから幕開け。ここで物語のキーとなる「PAギア」などについても説明されました。

ストームアントなどのアグレッサーのエネミー(巨大生物)の体内には、エナジージェムと呼ばれる特殊な鉱物が保有されています。このエナジージェムを使うと、PAギアを進化させることが可能。敵の体内にあったものとは言え、EDF隊員には欠かせない重要アイテムです。
最初のミッションは、ストームアントの巣を破壊すること。一度放たれたストームアントは廃墟や廃材を使って巨大な巣を作っています。サクッと巣を壊して無事に任務完了といきたいところです。それでは、地上に降り立ち、いよいよ戦闘開始!


どこから敵が出てくるか分からないので、気をつけて前に進みます……。


左上にうっすらと表示されているマップは全体図で、敵の巨大な巣がどの辺りにあるのか分かるようになっています。どのように攻略していけばいいのか考えつつ、慎重に動きます。


ついにストームアントが現れました!想像以上にデカいです……しかもリアル……。なかなか簡単には倒れてくれず、ショットを撃ち過ぎるとチャージしている間に襲われてしまうことも。

前方に見える青い宝石のようなものが、倒れたストームアントの体内にあったエナジージェムです。エナジーコアとして利用するため、ぜひこれを回収しておきたいところですが、まっしぐらに取りに行こうとすればストームアントの餌食に。欲張らず、仲間の動きも考えながら移動します。

至近距離での対決は緊張感があります。最初の敵の集団を倒し、ストームアントがいなくなったと思ったのも束の間、巣の近くへ移動し始めると、またもや集団が襲いかかってきました。


狙いを定めますが、なかなか激しい攻撃を受け続けることに。強力な敵を前に虚しくも倒れてしまいました……。このときのグラフィックもリアルです。敗北感が巧みに演出されていて、プレイヤーとしては悔しさが残ります。

試遊ではあまり多くのシーンを見ることができませんでしたが、その他にもさまざまなエネミーが登場します。ストームアントより高い戦闘能力を持つと言われているクレイジーアント……このエネミーが壁から降りてくる姿はかなり驚異的です。

ウィングアントは、羽のある巨大アリ。もちろん、ストームアントより強力なパワーを持っているようです。また、エネミーだけでなく、自らの武器となる装備「PAギア」にも見逃せない機能がたくさんあります。「ジェットリフター」と呼ばれるPAギアは、ベーシックなPAギア「トルーパー」をベースとしながら、軽量化して飛行可能となっています。


PAギアの中でも注目度が高いであろう「プロールライダー」は、「E-ニードル」による驚異的な運動能力を見せてくれます。また、「E-ニードル」を介してPAギアとサポートバグである「G-L.I.A.R.(ジライヤ)」を接続すると、なんと巨大生物を操ることができます。これは画期的です。

このように、巨大なエネミーの上に乗って攻撃することも可能に。

見どころ満載の『EDF: IR』でしたが、ワールドワイドに受け入れられるゲームを目指して作られただけあり、ハリウッド映画のような映像と、リアルなグラフィックを堪能できるのが大きな魅力です。
『EDF』シリーズファンはもちろん初挑戦を考えている方も、発売後にこの世界観を堪能してみてください。4月11日の発売日まで少し間がありますが、筆者も早くEDF隊員の一人として、世界を守るミッションを成し遂げたいところです。