今回プレイするのは、3gooが贈るPS4向けソフト『オーバーライド 巨大メカ大乱闘』。巨大メカを操って敵対怪獣や巨大メカと戦う、ちょっと懐かしめの特撮っぽい対戦型のアクションゲームです。
「巨大メカ大乱闘」というタイトルの通り、東京やブラジルなど世界各国のステージで、建造物を破壊しまくりながら怪獣たちと大乱闘を繰り広げます。

前回の『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』に続き、またしても地球を防衛してきちゃいます!
チュートリアルでも町を破壊!

ゲームモードはローカル対戦、オンライン対戦、アーケードモードなどがあるが、まずはチュートリアルで操作確認だ。

チュートリアルステージは日本の街だ。ビルや住宅がぎっしり建ち並んでおり、足の踏み場がない。つまり……これらの建物は破壊可能という事か?

あっ、壊せた!気持ち良い!
ただ歩いているだけでボロボロ壊れるビル群。僕はステージ破壊のギミックがあるゲームが大好きなんだぜ!ヒュ~!

チュートリアルの指示を無視してひたすら町を破壊する。正義の味方っぽい巨大メカなのに、夢中になって街を更地にしてしまった……操作確認に戻ろう。

L1・R1で左右のパンチ、L2・R2で左右のキック、それぞれボタン押しっぱなしでチャージ攻撃が可能だ。ダッシュは〇、ガードは△と、どれも1つのボタンで行える簡単操作だ。
一通りの操作を確認したが……なんだろうな。大空を飛び回る事はないし、攻撃もパンチやキックがメインなので、巨大メカというか巨大な人間を操っているような感じだ!

こんなイメージ
アーケードモードで巨大メカVS怪獣!

操作確認を終えたので、次はアーケードモードをプレイしていこう。
世界中に出現した怪獣たちを殲滅していく流れのようだ。

まずはキャラ選択。ヒゲの生えたおじいちゃんみたいな巨大メカを選ぶ。

次々に湧いてくる敵をパンチとキックで倒していく。やはり巨大な人間を操っているような気分だ。まあ直感的に操作出来るので、ゲーム下手な僕にはありがたい。
一定数の敵を倒すとミッションクリアだ。

ミッションクリア後には、巨大メカを強化する武器のほか、各種ステータスを向上させるMODが手に入る。装備できる武器とMODは4つまでなので、限られた選択の中でベストな組み合わせを考えるのも楽しい。

入手した武器はバトル中にランダムで出現する。
ビームソードやハンマーなどの定番な武器や、フライパンや火炎放射器などの変わり種も用意されているぞ!

フライパンを持って戦っていると、ただのでっかいおじさんだな……

ミッションには難易度が設定されている。イージーなら敵を適当にぶん殴っているだけで勝てるのだが、ハードやベリーハードになるとそうはいかない。
敵の攻撃に合わせたカウンター技もあるのだが、僕は反射神経がめちゃにぶいので、タイミングを図ってボタンを押すのが非常に苦手なのだ。
そんなゲーム下手な僕が取れる戦法は……

一目散に逃げ回る!そして……

敵の背後をとり、尻をぶん殴る!

そしてまた距離を取る!
およそ巨大メカVS怪獣とは思えない地味な戦い方……!
対戦・協力プレイで暴れまくれ!

本作はローカル・オンライン対戦に対応している。1対1のタイマンや、チーム戦、最大4人まで参加出来る乱闘など、様々な対戦モードが用意されている。中でも面白そうなのが、1つの巨大メカを複数人で操作する協力プレイだ。
プレイ絵日記ではすっかりお馴染みになった友達の大原くん(まだ無職)が今回も来てくれたので、協力プレイに挑戦してみる。

20年来の友情パワーを見せてやるぜ!
協力2人プレイ時は、1体のロボットを2人で操作する事になる。上半身側はパンチや視点操作を、下半身側はキックや移動を担当。今回は僕が上半身で大原くんが下半身だ。

バトル開始だ!行くぜ、大原くん!
「あ、待って!視点操作って俺担当だっけ?」「パンチとか撃つのは僕だったっけ?」などとお互いの役割をあまり理解しないまま始めてしまったせいで、後ろを向きながら明後日の方向に大暴走をする。

その後あっさり敵に背後を取られてしまう。下半身担当の大原くん、逃げてくれ!

「視点変えて!」
「今オーバーヒートしてるから突っ込まないで!」
……やはり息が合わない2人だった……20年来の友情パワーとは一体……
4人の乱闘バトルなのに誰にも相手をしてもらえず、町を破壊したりバトル中の他のメカにちょっかいをかけにいくプレイ
— 吉田輝和 (@yoshidaterukazu) 2019年4月22日
最大4人までプレイ可能の、町ぶっ壊し巨大メカ対戦ACT『オーバーライド 巨大メカ大乱闘』 pic.twitter.com/C0VKbzSkUB
ロボットアクションといえば、ハイスピードなゲームが多いですが、本作はどっしりとした操作感で、ゲーム下手な僕でも楽しめました。最大4人までプレイ出来る対戦モードは『パワーストーン』などの乱闘アクションが好きな人ならハマると思います。
ただ、オンライン対戦モードは時間帯のせいなのか誰ともマッチングしませんでした。メジャーではありませんが、協力プレイや多人数プレイが盛り上がるタイトルなので、この記事を読んで気になった人は、是非オンラインで会いましょう!
最初はぎこちなかった大原くんとの協力プレイですが、試行錯誤を重ねていく内に操作のコツがわかってきて、おじさん同士でなんとも言えない一体感が生まれていました……。
『オーバーライド 巨大メカ大乱闘』は、PlayStation 4を対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。