今回プレイするのはトリコルが贈る『カウンターファイト3』のPlayStation 4版。本作は、飲食店の店主となり、押し寄せる客の注文に応えていくVRワークシミュレーション『カウンターファイト』シリーズ最新作です。
『カウンターファイト』ではラーメン屋、『カウンターファイト SE』では丼もの屋、そして今作ではピザ屋が舞台になります。

過去作を経験したので調子こき出すおじさん(いつもの)
ヨシダ・ピザ、開店!

ゲームモードは、制限時間内で出来るだけ多くの注文をこなす「TIME ATTACK」と、時間無制限で延々と注文をこなす「ENDLESS CHALLENGE」の2つのモード。
チュートリアルモードでは料理の作り方などを詳しく学べるのだが、過去作をやり込んだ僕にはチュートリアルは不要!

設備や材料を見ただけで作り方がわかっちゃうんだよね!
修行期間(チュートリアル)0秒だけど、ヨシダ・ピザ、オープンだ!

まずはピザ生地にトマトソースをかけ、チーズを乗せる。

注文通りにトッピングを乗せ、オーブンに突っ込む。
流れるようにピザの完成。これが過去作をやり込んだ腕前だ!

『カウンターファイト』シリーズでは、通常の客の他に強盗がやってくる。ワンオペで店を回しているせいか、強盗の発生率が異様に高いのだ。
強盗が店に居ると客が怯えて料理を食べてくれないので、早急に追い払う必要がある。
ピザ生地でも紙コップでも、そこらにある物を投げつければ強盗を追い払う事が出来る。前作の『カウンターファイト SE』では武器として刀や水鉄砲が登場したのだが、今作ではどんな武器が用意されているのだろうと後ろを振り返ると……

ピストル、マシンガン、手榴弾の3点セット!

え、ここ、イタリアマフィアが引退後に始めた店!?

ちなみに、他にも武器が用意されている。

バットやボール、UFOやロボットの玩具など、投げつけられる武器だ。
……ともあれ強盗も撃退したし、気を取り直して営業再開!
ヨシダ・ピザ、閉店!

さあお客様がた、お待たせいたしました!
作れる料理はピザの他に、ミートソースパスタ、ポテトフライ、ドリンクなどのサイドメニューがある。

パスタは皿に盛ってソースをかけるだけで完成する。お手軽~!
ポテトもドリンクも、ピザと比べて少ない工程で完成するので、店が混んでいる時にはサイドメニューを注文してもらえると非常にありがたい。
作業工程の多いピザの注文が続くと「こっちの客はベーコンピザで、あっちはチーズで……やべえ、焦げてる!」などとパニクってしまうのだ……
客の注文に対応しきれずパニクるピザ屋の店員
— 吉田輝和@仕事募集中 (@yoshidaterukazu) 2019年7月1日
『カウンターファイト3』 pic.twitter.com/kSl35O5E14
うちのお客さんは皆物分りが良くて非常に助かってます……!
多少のアクシデントはありつつも注文をこなし、強盗を撃退し、ピザ屋の営業は順調に進んでいる……と思いきや、新たな来客が登場する。

そう、今作からの新要素、強盗に次ぐお邪魔キャラであるゾンビだ。世界観が迷子~!
強盗相手と同じく、銃を撃ちまくって撃退するのだが、出血表現の無い強盗に対し、ゾンビは脳漿らしき液体をドバドバ撒き散らすのだ。

ファンシーなクリーム色の脳漿らしき液体。なんかもう逆にグロいわ。
鍋や具材にもドバドバかかるクリーム色の液体。もちろんピザの上にも……

まあええか、そのまま出しちゃえ!脳漿ピザ、お待ち~!
そして……

~BAD END~
正直プレイ前は「前作のマイナーチェンジでしょ。ハァン?」と思っていたのですが、やる事は毎回面白いので結局夢中になってプレイしてしまいました。『カウンターファイト』シリーズ大好きです!
満席の客の注文を無駄のない動きであざやかにこなせた時は、そりゃもう脳汁ドバドバもんです!まあそれでもシリーズを通してプレイしている方には少々マンネリ気味に感じるかもしれません。今のままでも十分楽しさはあるのですが、次回作辺りでババーンと大幅な改新があると嬉しいなあ。
玩具や置物など掴める物が多いので、投げつけるだけではなく、料理の具材に出来たら面白いのになあと思いました。

ベーコン100枚乗せピザとか、手榴弾入りパスタとか……バカメニューを作りたいです!次回作ではさらにバカ方面に振り切ってくれる事を期待しています!
『カウンターファイト3』はPlayStation 4(PlayStation VR)とPC(HTC Vive / Oculus Rift / Windows Mixed Reality)を対象に配信中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。