魅力溢れる美少女たちと関係を深め、恋を成就させる恋愛ゲーム。時に“ギャルゲー”とも呼ばれるこのジャンルは、今も多くのアドベンチャー作品が主流となって展開しています。
ですが、恋愛ゲームの黎明期には、パラメータが存在するシミュレーション要素のある作品も多数あり、ブームを牽引するほど大きな役割を背負ったものもありました。その中でも特に代表的なのが、『ときめきメモリアル』です。
PCエンジン スーパーCD-ROM2ソフトとして、1994年5月に登場した『ときめきメモリアル』は、恋愛シミュレーションの金字塔として知られており、一大ブームの火付け役となりました。発売直後は、ジャンル自体がユーザーにあまり親しまれていないこともあり、さほど注目を集めなかったものの、プレイしたユーザーの口コミから本作の魅力が広く伝達。その結果、どの店舗でも品切れを起こすほどの人気ぶりに。
その後、1995年に『ときめきメモリアル』のプレイステーション版が登場。プレイステーション自体が大きくヒットしていたこともあり、PCエンジン版からのファンだけでなく、新規のユーザーも急増し、更なる活気へと結びつきます。こうして『ときメモ』は恋愛ゲームのブームを巻き起こし、『同級生』に代表されるような恋愛ADVだけでなく、恋愛シミュレーションの盛り上がりに貢献しました。
そんな、恋愛ゲームの金字塔となった『ときメモ』の、ナンバリング初の続編『ときめきメモリアル2』が、1999年11月25日にリリースされました。そのボリュームは、なんとCD-ROM 5枚組。攻略できる美少女の人数が増え、プレイヤーが入力した名前を合成音声で呼んでくれる「Emotional Voice System」などの新要素も搭載。正統進化を遂げた作品として、本作も注目を集めました。
恋愛シミュレーションの歴史に名を残した『ときめきメモリアル2』が発売されて、もうじき20年が経とうとしています。そこで今回は、目前に迫った本作の20周年に向け、思い出やプレイ体験などを読者の方々から幅広く募集させていただきます。忘れられないシーンや初めて攻略したキャラクター、魅力的なポイントなど、何でも構いません。あなたの熱い想いを、ぜひ教えてください！
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