“中国版コミケ”に出展したブースの約三分の一はロリータ服ブランド。すでに知名度の高いコスプレイヤーをロリータモデルとして起用する所もあり、中国最大のSNS・weiboで約97万のフォロワーを持つ人気コスプレイヤー、rong xiao tu touさんは、この一年余りをロリータモデルとして活躍しています。

彼女は、『Fate/Grand Order』、『陰陽師』、『アズールレーン』、『Re:ゼロから始める異世界生活』、『NARUTO -ナルト-』、『オーバーウォッチ』、『League of Legends』、『王者栄耀』など、これまで数々の人気作品の公式コスプレイヤーを務めました。その後、雑誌で募集していたロリータモデルに合格したことで、活躍の場を広げています。
実はかなりのゲーム好きである彼女のインタビューと、唯一無二の表情を活かしたコスプレ&ロリータ写真をお届けします。
※)本稿では、rong xiao tu touさんを日本語で呼びやすい愛称のUsagiさんで呼ぶことにします。
眩しい画像を一気見する(全39枚)
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――ご自身のモデルとしての表現の特徴は何ですか?
Usagi:私の場合は柔和から淡白までの振り幅ある表情を、分かりやすく作れることだと思います。これはコスプレの経験のおかげです。毎回違うキャラクターに扮する時は、原作を重視した異なる表情と動作をする必要があるからです。もちろん、ロリータモデルとしての撮影であっても、ロリータ服ごとに表現を変える必要があります。

――印象深い撮影の思い出を教えてください。
Usagi:40度近くの太陽が照りつける夏と雪が積もった冷たい冬の撮影ですね。ただ、これは天候に身体がどれだけ耐えられるかの話です(笑)。毎回、自分が好きなロリータ服の世界観を表現するのは、楽しくて夢中になります。その瞬間は煩悩も忘れることができるので大変晴れやかな気持ちです。だからどの撮影も印象深いんです。
――ロリータモデルとしての撮影ではどんな準備をしますか?
Usagi:何よりもロリータ服とメイクが撮影ロケ地に合っているのが大事です。事前に最も適したロケーションの情報を調べて、メイクとウィッグセットを終えておけば、当日の撮影で失敗することはないと思うんです。

――ちなみに、どんなゲームで遊びますか?
Usagi:中国武侠が下地になったMMORPG『剣網3』(※)です、没入感があって、キャラクターも風景も音楽もとても好きです。このシリーズはだいぶ長く遊んでいます。まるで本当に生活しているような感覚で、たくさんの思い出があります。



ただ最近は、操作が簡単でカジュアルなスマホゲームを遊びます。『Fate/Grand Order』、『アズールレーン』、『アークナイツ』、『プリンセスコネクト!Re:Dive』などですね。後はニンテンドースイッチの『あつまれ どうぶつの森』や『ポケットモンスター ソード・シールド』です。

※)日本語で同じ意味に漢字を当てました。
――結構、ゲームを遊ばれるんですね。
Usagi:ゲームを遊ぶ時間はとても多いです。仕事と睡眠時間以外は大体何かしらのゲームを遊んでいます!

――最後に、今後期待しているゲームタイトルを教えてください。
Usagi:最近は中国の事情もあって、新作リリースがとても少ないです。私は色んなジャンルのゲームを遊びたいタイプなのですが、最近期待しているのはオープンワールドアクションRPG『原神』とアクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』ですね。もし皆さんがお勧めの新作ゲームがあれば教えて欲しいです!

画像提供:荣小兔头(Twitter:@Usagi_RR_、Weibo:荣小兔头)