
こんにちはSUKESANです。
前回は『13日の金曜日』の紹介をしました。映画とのクオリティーの落差にビックリ、驚愕された方も多いのではないでしょうか…。第3回となる今回は、アーノルド・シュワルツェネッガーをスターダムに押し上げた映画作品の一つ『プレデター』のNES版の紹介をいたします。
映画『プレデター』は1987年に公開され、9800万ドルの興行収入を得た大ヒット作。その後、『プレデター2』や『エイリアンVSプレデター』(こちらはゲーム化もされていますね)「プレデーターズ」と続編も公開されています。
本サイトのファンの方々は今年4月に発売されたPS4作品『Predator: Hunting Grounds』が記憶に新しく、今まさに遊んでいる方も多いのではないでしょうか?そのように過去に何度もゲーム化されているプレデターですが、実は1987年にすでにファミコン(NES)作品として発売されていたのです。
あ、ちなみに個人的にでございますが、カプコンのベルトスクロールアクション『エイリアンVSプレデター』が最強の作品だと思っています…。
シュワちゃんもプレデターも、ちっさ!
さてそれでは本作の紹介に入っていきましょう。皆様にはぜひ、映画の名シーンの数々を思い出しながら読んでいただきたいです…。

シュワちゃんが銃をぶっ放す、なかなか気合の入ったオープニング・タイトル画面。こりゃあ期待できますね!

と思ってスタートしたら…。だよね、やっぱり。当時は映画をゲーム化するとほぼ100パーセント、このように小さい主人公がチマチマと動き回るアクションになる説。

絶対に劇中にこんな可愛いフワフワ浮かぶゴーストなんて出てこなかった!一応映画を見直したけれどもな…。

驚かないでくださいね。このシュワちゃんの向かって右側の小せえのがプレデターさんですよ。

と、チビプレデターでがっかりするのはまだ早い!実は本作は『源平討魔伝』のように、いわゆるビッグモードが存在するのです。

とはいえ、ほぼ半分はチマチマと穴を避けたり、訳のわからない雑魚との戦いなんですけれどね…。ちなみにこいつはラストに登場するプレデターさん。なぜ顔だけなのかは誰にもわからない。

顔だけプレデターにある程度ダメージを与えると、マスクを取ったのか怒ったのかはわかりませんが、変身します。

晴れて倒すことができると、劇中のラストと同じようにプレデターさんはあの腕の端末をピピっといじって自爆します。

これだけ頑張ったのだからさぞかし豪華なエンディングが?と思っていたら、「よくやった、君は生き残ったぜ!」な感じで終わり。嘘だろ…。
今回も原作破壊度が高かったですね。が、正直このNES版プレデターに関しては「マシな方」と言えます。まだまだとんでもなく深いNESの世界が待っていますよ…。
それでは次回の、海外版ファミコン「NES」の不思議な世界、をお楽しみに!
ちなみに、現在私SUKESANは普段はとっても真面目な広告動画クリエイター等をやっているのですが、なぜか現在、色々な意味で話題のTKO木下さんと彼のYouTubeチャンネル内において、ゲームコンテンツに出演、ディレクションをしております。よろしければご覧ください。
■著者紹介:SUKESAN

元ファミ通の編集者、現在はCM、番組ディレクター・プロデューサーとして活動中。新垣結衣をはじめ、アイドルやタレントのピアノ・歌の講師でもある。
《SUKESAN》