
『どうぶつの森』シリーズの人気キャラクターである「しずえ」。『あつまれ どうぶつの森』では、案内所が大きくなったあと毎朝の放送を担当しているほか、島に関する細かな仕事も請け負ってくれます。
しかし、以前に比べると「しずえの仕事が少なくなったのでは」とも言われているようです。確かにしずえは案内所で居眠りをしていることもありますが……。はたしてどうなったのか、改めて確認してみましょう。
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前作のしずえは大忙し!

そもそもしずえは、ニンテンドー3DS『とびだせ どうぶつの森』で初登場しました。まず前作で彼女がどんな仕事をしていたのか確認していきます。
まず一番重要な役割がチュートリアル。どうぶつたちが住む村へ引っ越してきた村長のために、生活のいろはを教えてくれます。まあ、違う人を村長だと誤認してしてしまうのですが、そこもしずえのかわいいところでしょう。

続いては役場業務。村の旗や村メロを変えるときはしずえが担当してくれました。

さらに、秘書業務もあります。『とびだせ どうぶつの森』ではゲームを進めていくと公共事業を作れるようになり、橋や各種オブジェクトを村に配置できます。その際、しずえがいちいち外に出てプレイヤーの指定する場所に物を作れるか確認してくれたのです。

しずえを表に連れ出せるので、デート気分を楽しむ村長もいたとかいないとか……。これ、下手したらセクハラですよね。

季節のイベントもしずえが担当していました。こどもの日にはかしわもちが好きであることを話してくれたり、関連するアイテムがある場合は配ってくれたり、あるいは顔出し看板を設置してくれたりなども。
というわけで、前作のしずえは超忙しかったのです。チュートリアル・役場業務・秘書・イベント業務と、ひとりでやるにはあまりにも仕事が多い。もちろんプレイヤーが役場に行けば24時間対応してくれました。彼女の家のなかは引っ越しダンボールがそのまま残っているという会話がありましたが、超ブラックで忙しかったので当然ですね……。

ちなみに、しずえの弟である「ケント」はハッピーホームアカデミーの営業で、24時間外に立ちっぱなしの超超超ブラックな仕事をしていました(もちろん天気が悪い日も立ちっぱなし)。彼も体を壊してないといいのですが……。
『あつ森』では業務量が劇的に減少

『あつまれ どうぶつの森』では「たぬきち」がチュートリアル、橋や坂などに関する事業の担当になりました。さらに秘書の仕事もなくなったので、しずえの仕事はたしかに減っているのです!
本作では朝の挨拶と、案内所業務(前作の役場に相当)、そして各種セレモニーに出席するくらいになりました。あとはプレイヤーがamiiboで呼び出したときに対応するくらいでしょうが、だいぶ楽になったものです。

プレイヤーが案内所に行くと24時間対応してくれるところは変わりませんが、それでも見ていないところでは家に帰ったりしているはず。なんせ朝の挨拶では「実家の家族とテレビ電話した」だとか「あのテレビ番組を見た」だとか言ってくれるのですから。
というわけでしずえの労働環境は、前作の「24時間勤務+業務過多の超ブラック+村長のセクハラ」から「24時間勤務レベルのブラック」になったのです。よかったね、しずえ。
しずえにもスローライフを!

ただし、プレイヤーからすると「もっとしずえとふれあいたい!」と思うかもしれません。前作のように外に連れ出せると嬉しいですし、もっとかまってほしいですよね。
また、季節ごとのイベントに対応してくれなくなったのも寂しいところ。『あつまれ どうぶつの森』はイベントごとにメインキャラクターがいるので仕方のない部分もあるのですが、しずえが主役になるイベントもぜひ欲しいですし、またいろいろな衣装を着てみんなの前に出てきてほしいものです。
とはいえ、しずえの労働環境が改善されたのは喜ぶべきことでしょう。なんせこの島ではみんなスローライフを楽しんでいるのですから、しずえにも穏やかな日々をおくってほしいですよね。
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